ワトキンスの劇的決勝弾、4億500万ポンドのアルコール売上を誘発! 酒類販売で凄まじい経済効果が

AI要約

イングランド代表がオランダ代表を下し決勝進出を果たした。試合は劇的な展開となり、ワトキンスの決勝点が話題となった。

試合勝利により、英国内の酒類の売上が大幅に増加。決勝戦当日にはさらに高額な消費が予想されている。

英国内では食料品やビールが売れ行き好調。多くの人々が試合を楽しんでいる様子がうかがえる。

ワトキンスの劇的決勝弾、4億500万ポンドのアルコール売上を誘発! 酒類販売で凄まじい経済効果が

 アストン・ヴィラ所属のFWオリー・ワトキンスの劇的な決勝弾によって、見事オランダ代表を下し決勝へコマを進めたイングランド代表。連携に乏しく、スター選手たちが躍動できない戦いぶりに大きな批判を浴びていたが、結局最後まで勝ち上がったのはスリーライオンズだ。

 英『THE Sun』は、このワトキンスの決勝点が英国のパブやスーパーマーケットでの酒類の売上増を誘発し、その額およそ4億500万ポンドにもおよんだと伝えている。さらにスペイン代表との決勝戦が行われる日曜日には、推定で1億2000万ポンド相当の酒類が消費されるとみられている。ただし、スペイン産の「エストレージャ」や「サン・ミゲル」などのブランドは多くのファンが避けるだろうとも伝えられた。

 英国最大のスーパーマーケット・チェーンであるテスコでは、ビールとサイダーが400万パック、低アルコールおよびゼロアルコールビールが120万缶、ワイン250万本の販売を見込み、その他バーベキュー用の80万パックのソーセージ、18万個のハンバーガー、100万個以上のピザやパイが売れるだろうと見積もっていたようだ。

 同紙によれば、ドミノ・ピザの最高責任者であるアンドリュー・レニー氏は、試合中に1秒あたり20~25枚のピザを焼くことになると語っている。なんだかんだ決勝進出を大いに楽しんでいる英国人たち。イングランド代表のファイナル進出による最終的な経済効果はいかほどのものになるのだろうか。

※電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)第295号、7月15日配信の記事より転載