信じた『スター・ウォーズ』の名言 メジャー初優勝の古江彩佳/一問一答
古江彩佳が女子メジャー初優勝を飾った。最終日のエビアン選手権で逆転勝利し、感極まって涙を流した。
古江彩佳はキャディのアドバイスと『スター・ウォーズ』の言葉を胸に、途中苦しい展開も乗り越えて優勝につなげた。
フランスでのメジャー制覇は、パリ五輪を逃した後の喜びと悔しさを晴らす瞬間となった。
◇女子メジャー第4戦◇アムンディ エビアン選手権 最終日(14日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523yd(パー71)
古江彩佳がメジャー初優勝を飾った。終盤17番で首位に追いつき、最終18番(パー5)でイーグルを決める圧巻のフィニッシュ。「65」で回り通算19アンダーとして逆転し、米ツアー2勝目を挙げた。「パリ五輪」出場を逃した直後にフランスで優勝。ホールアウト後には涙を流してインタビューに答えた。
―メジャー初優勝
本当にうれしいです。メジャーで優勝できるとは思っていなかったので、うれしいの一言かなと思います。
―ラウンドを振り返って
最初2連続バーディを獲れて良かったが、そこからなかなかチャンスに付けられなかったり、パーセーブが必死というゴルフだった。しっかり耐えながら14番(パー3)でロングパットが決まってくれてから本当にリズムが変わった。そこから良いゴルフがまたできた。そのバーディのおかげで繋げられたと思います。
―前日はティショットがブレたが
左に行くのを怖がって右も左にもミスをした。朝の練習場で、普段はやらないビデオを撮ってスイングチェックもした。修正がうまくできてラウンドできたかなと思います。
―中盤は苦しかった
本当にあきらめそうにもなったが、しっかり信じた。キャディのマークにも「気持ちをキープして」と言われた。『スター・ウォーズ』が好きで、“May the force be with you.(=フォースと共にあらんことを/頑張れ、力がわき出ますように)”という言葉があって、自分に言い聞かせたのもよかったかなと思います。
―惜敗が続いてメジャーで優勝
パリ(五輪)では優勝どころか、行くこともできなかったですけど、フランスのメジャーで勝てて、(悔しい)気持ちは晴らせたかなと思います。