「最後にご褒美が待っている」清水が3連勝で首位奪還! 秋葉忠宏監督は「ラスト14試合、突っ走りたい」と意欲満々!

AI要約

清水エスパルスは大分トリニータとのアウェー戦で2-0で勝利し、3連勝を飾った。

監督は勝因を攻守に仕掛けるスタイルへの復帰と選手の執念を挙げ、600人以上のサポーターの前で勝利を喜んだ。

横浜FCとV・ファーレン長崎が引き分けた中、清水が3ポイントを獲得し、首位を奪還。J1昇格に向けてラスト14試合に向けて気を引き締めるとコメント。

「最後にご褒美が待っている」清水が3連勝で首位奪還! 秋葉忠宏監督は「ラスト14試合、突っ走りたい」と意欲満々!

 清水エスパルスは7月14日、J2第24節で大分トリニータと敵地で対戦した。33分にルーカス・ブラガ、89分に乾貴士が得点し、2-0で勝利。3連勝を飾った。

 アウェーでの勝利は、5月6日の14節・ザスパ群馬戦(3-0)以来。ようやく“鬼門”を突破した。試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督は勝因を次のように語った。

「我々らしく、攻守に仕掛けるという本来持っているスタイルに立ち返りました。それを本当にアウェーの地で、600人、700人以上のサポーターファミリーが来てくれるなかで体現できたこと、これが非常に嬉しかったですし、何よりも選手が、何が何でも勝つんだという、そういう執念、執着みたいなものを前面に押し出してくれたことが、今日の勝利につながったと思っています」

 23節時点で、清水は勝点49で3位、同勝点で得失点差で上回る横浜FCが2位、同50でV・ファーレン長崎が首位に立つ状況だった。そして今節、清水が勝利した一方で、横浜FCと長崎は共に引き分けた。

「上位2つが引き分けたと聞きました。最後にご褒美が待っているなと思いますから、ここで一回、中断しますけど、また気を引き締めて、ラスト14試合、突っ走りたいと思います」

 トップ3で唯一、勝点3を積み上げた清水が首位の座を奪還。悲願のJ1昇格に向け、このまま駆け抜けることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部