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藤田菜七子が結婚発表後の初勝利!「頑張って走り切ってくれました」スタンドのファンからも祝福の声
藤田菜七子騎乗のペイシャスウィフトが1番人気に応えて優勝
レース前に結婚発表をした藤田菜七子が初の勝利を挙げる
菜七子は馬の好調を評価し、今後の成長に期待を寄せる
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14日の福島4R・3歳未勝利(ダ1150メートル)で、藤田菜七子騎乗のペイシャスウィフト(牝3・本間)が1番人気に応えて優勝。鞍上の藤田菜七子(26=美浦・根本)は10日に結婚発表後、初の勝利となった。勝ち時計は1分08秒9(稍重)。
同馬は好発を決め、ハナを譲らずに内の経済コースを進む。ゴール前に外から菅原明のクールソルが飛んできたが、わずかハナ差残して粘り切った。
4月から5→3→3着。陣営は過去最短のこの条件に狙いを定め、鞍上にスタートの得意な菜七子を起用。逃げ切りでの未勝利脱出を目指し、菜七子が見事にその期待に応えた。
「使ってきて苦しい中、しっかりとゲートを出て頑張って走り切ってくれました。これからもっと良くなる馬ですが、今の状態で勝ってくれたのが良かったですね。クラスが上がってもやれると思います」とレースを振り返った菜七子はこれで今年5勝目。JRA通算165勝となり、自ら結婚を祝福する形となった。レース後はファンから「おめでとう!」の声が上がり、〝ミセス菜七子〟のサインを求めるファンが引きも切らなかった。