【ハンドボール】オルテガ監督「五輪へエキサイティングな気持ちに」最終合宿地ドイツへ出発

AI要約

日本代表がパリオリンピック(五輪)直前合宿地のドイツへ出発。

監督はチームの成長を実感し、欧州遠征に向けて意気込み。

最終調整を行い、強豪チームとの試合に向けて準備。

 パリオリンピック(五輪)に出場するハンドボール男子日本代表が14日、成田空港から五輪直前合宿地のドイツへ出発した。カルロス・オルテガ監督(53)は「欧州に行くということで、五輪へエキサイティングな気持ちになっている」と気持ちを高ぶらせた。

 スペインのバルセロナで欧州チャンピオンズリーグ制覇へ導いた名将は、今年4月に7年ぶりに復帰。約1カ月の国内合宿を経て「1カ月チームとして活動し、2試合こなした。すごく改善が見られた」と1、3日のフェロー諸島との親善試合を振り返った。1勝1敗と結果は万全でなくとも、試合内容には手応えをつかんだ。

 チームはドイツ・シュツットガルトで事前合宿を実施。20日にはハンガリー、21日にはドイツとの強化試合を予定している。その後パリ入りし、23日にエジプトと最後のテストマッチを行う。「欧州のチームや、アフリカの1位のチームと対戦する。そのようなチームに自分たちのやり方がどれくらいフィットするか試したい」と最終調整へ意気込んだ。

 27日に1次リーグ開幕戦で、2月に突然辞任したダグル・シグルドソン氏前監督が率いるクロアチアと激突する。「五輪は強いチームばかりが出る。自分たちの目標はベストを尽くすこと」と誓った。