「ナダルvsボルグ」がツアー本戦で実現!ATPも反応「印刷ミスではありません」<男子テニス>

AI要約

男子テニスのノルデア・オープン開幕を前に、元世界ランク1位のナダルがワイルドカードで出場し21歳のボルグと対戦する。

ナダルは全仏オープン後にパリオリンピックに向け調整中であり、今回の大会はその前哨戦となる。

他にも注目のシード選手や日本勢の活躍も期待される。

「ナダルvsボルグ」がツアー本戦で実現!ATPも反応「印刷ミスではありません」<男子テニス>

15日に開幕する男子テニスのノルデア・オープン(スウェーデン/バスタッド、レッドクレー、ATP250)は13日にシングルスの組み合わせを発表。ワイルドカード(主催者推薦)で出場する元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)は1回戦で、同じくワイルドカードで出場する世界ランク467位のL・ボルグ(スウェーデン)と対戦することが決まった。

38歳のナダルと21歳のボルグは初の顔合わせ。

ナダルは全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に出場したものの、1回戦でA・ズベレフ(ドイツ)と激突。1回戦で敗れはしたものの、随所に好プレーを見せた。その後の芝シーズンはスキップし、今月27日に開幕するパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)に向け調整し続けており、今回のノルデア・オープンはオリンピック前の前哨戦となる。

一方のレオ・ボルグは元世界ランク1位で1993年に現役を引退したB・ボルグ(スウェーデン)の息子で現在はチャレンジャー大会を中心に出場中。今季はM15キングストン(ジャマイカ/キングストン、ハード、ITF)でタイトルを獲得している。

両者は大会のドローが発表される前、12日にともに練習を行っており、手の内はある程度分かっている仲。ツアー本戦で「ナダルvsボルグ」が実現することに際し、ATPは公式サイトで「印刷ミスではありません」とつづっている。

なお、レオの父親であるボルグとナダルは対戦したことはなく「ナダルvsボルグ」は初の対戦となる。

そのほか、今大会の第1シードはA・ルブレフ、第2シードはC・ルード(ノルウェー)、第3シードはT・フリークスポール(オランダ)、第4シードはM・ナヴォーネ(アルゼンチン)。上位4シードは1回戦免除となる。また、日本勢では世界ランク84位のダニエル太郎が出場し、1回戦で同132位のF・パッサーロ(イタリア)と顔を合わせる。