[関東]首位明治大は3戦連続引き分け、無敗継続も大勝の筑波大と中央大が急接近:第10節

AI要約

関東大学サッカーリーグ1部の第10節が13日に行われた。総理大臣杯関東地区予選のアミノバイタルカップが開催されていたため、約1か月ぶりの再開節となった。

明治大は東京国際大と対戦し、前半にPKで先制を許すも後半に鷲見星河選手が同点弾を決め、3戦連続の引き分けで無敗を維持した。

筑波大は日本大に4-1で大勝し、竹内崇人選手の2ゴールなど活躍。中央大と中央大学は中断前にリーグ戦初ゴールを決めたMF加納大選手が2ゴールを決めて勝利し、上位チームとの差を縮めた。

[関東]首位明治大は3戦連続引き分け、無敗継続も大勝の筑波大と中央大が急接近:第10節

 関東大学サッカーリーグ1部の第10節が13日に行われた。総理大臣杯関東地区予選のアミノバイタルカップが開催されていたため、約1か月ぶりの再開節となった。

 リーグ首位で中断期間に入り、アミノバイタルカップも制した明治大は東京国際大と対戦。ただ前半終了間際に与えたPKで先制を許すと、後半も猛攻を仕掛けながら、なかなか得点が奪えない。

 それでも後半42分にMF鷲見星河(4年=名古屋U-18)が劇的な同点弾を蹴り込んで、ドローに持ち込んだ。リーグ戦に限れば3戦連続の引き分けとなった明大だが、開幕からの無敗を継続させた。

 2位の筑波大は日本大に4-1で大勝した。MF竹内崇人(4年=広島ユース)が今季初ゴールを含む2ゴールの活躍。10日の天皇杯3回戦の柏戦から中2日で迎えたゲームだったが、影響を感じさせない試合運びをみせ、首位との勝ち点差を1に縮めた。

 中央大が流通経済大に3-0で勝利した。中断前にリーグ戦初ゴールを決めていたMF加納大(4年=静岡学園高)が2ゴールを決める活躍をみせた。2連勝で勝ち点は19に伸び、首位との勝ち点差は2となった。

 下位では、降格権にいた東海大が後半36分にDF丸山大和(3年=青森山田高)が決めたゴールによって駒澤大を1-0で下し、8位にジャンプアップ。ただ最下位の関東学院大は勝ち点5で離れているが、5位の桐蔭横浜大と6位の国士舘大が勝ち点12、7位の東洋大から11位の駒澤大までの5チームが勝ち点11で並ぶ展開になった。

 第11節は20日と21日に行われる。

【第10節】

(7月13日)

[東京国際大学第1グラウンド]

東京国際大 1-1 明治大

[東]古澤ナベル慈宇(45分+1)

[明]鷲見星河(87分)

[中央大学多摩キャンパスサッカー場]

中央大 3-0 流通経済大

[中]加納大2(40分、51分)、新鉄兵(62分)

[国士舘大学楓の杜キャンパスサッカー場]

国士舘大 3-2 東洋大

[国]平松直也(25分)、林禮蒼(78分)、東川続(87分)

[東]湯之前匡央(29分)、村上力己(64分)

[日本大学アスレティックパーク稲城 サッカー場]

日本大 1-4 筑波大

[日]平尾勇人(70分)

[筑]竹内崇人2(21分、41分)、田村蒼生(44分)、内野航太郎(90分)

[東海大学湘南キャンパスサッカー場]

東海大 1-0 駒澤大

[東]丸山大和(81分)

[桐蔭学園多目的グラウンド]

桐蔭横浜大 1-0 関東学院大

[桐]肥田野蓮治(44分)