巨人の門脇、背水の3点二塁打「もう一回レギュラーを取りに行く」

AI要約

巨人は6-1でDeNAに勝利し、門脇選手が満塁で3点二塁打を放つ活躍を見せた。

昨季から期待される選手だった門脇選手は苦しい時期を乗り越え、復活の兆しを見せている。

新外国人選手の加入により、競争が激しくなっている中で門脇選手はさらなる奮起を見せている。

巨人の門脇、背水の3点二塁打「もう一回レギュラーを取りに行く」

巨人6-1DeNA(13日)

2-1の六回2死満塁。ここまで2打席凡退の巨人の門脇は、背水の思いで打席に立った。「代えられてもおかしくない場面でチャンスをもらった。真っすぐを一球で決めてやる」。1ボールから速球を右中間へはじき返し、走者一掃の3点二塁打。今季最長の7連勝を引き寄せた。

1年目の昨季終盤、坂本から遊撃を継承した期待の背番号5。今季前半は攻守で精彩を欠き、5月中旬以降は新人・泉口に先発を譲る機会が増えた。レギュラー返り咲きへ-。早出練習でバットを振り込み、ベンチでも投手の配球や癖を観察。7月は11打数5安打と状態を上げてきた。

今月には、二遊間を守れる新外国人モンテスの獲得も発表された。「やっぱり負けられない。もう一回レギュラーを取りに行く気持ちでやっている」と門脇。激しい競争は、チームにさらなる好循環をもたらしそうだ。(川峯千尋)