プロ注目前橋商・清水大暉7回無失点「抑えられないわけではない」ストップ健大へ自信/群馬

AI要約

前橋商の清水大暉投手が夏の大会で好投し、将来的な目標を語った。

試合では力強い投球を見せ、投球速度を上げていく意欲を示した。

ドラフト候補として注目を集める中、難しい初戦を乗り越えた清水投手。

<高校野球群馬大会:前橋商7-0市太田>◇13日◇2回戦◇高崎城南

 今秋ドラフト候補に挙がる前橋商(群馬)・清水大暉投手(3年)の夏が始まった。初戦の市太田戦に先発し、7回6安打無失点。192センチの長身から投げ下ろす直球は143キロ止まりで「大会を通じて上げて、ゆくゆくは150キロ出して、打者が当たらないようなボールを投げたいです」とこの先を描いた。

 この日は135キロ前後。「制球を意識すると無意識に腕が振れなかったり、どこかでセーブしている自分がいる」。それでも大崩れに至らなかったことは収穫だ。

 センバツ優勝の健大高崎にストップをかけられる1番手候補とされる。「もちろん強いけれど、自分も抑えられないわけではない」とストップ健大へ自信ものぞかせる。ドラフト候補が各地で躍動したこの日。「上位候補にもなりえる」と評判の長身右腕も、まずは難しい初戦を抜けた。