昨夏4強の士別翔雲、北北海道の開幕試合を飾る 渡辺監督「ちょっと緊張も」/北北海道

AI要約

昨夏ベスト4進出した士別翔雲が2年連続で初戦突破。小技を活かして先制し、エース大西絢斗の好投も光った。

2番福井笑太と池沢琉生が打撃で活躍し、ランニングゲームでも得点を重ねた士別翔雲。次戦に期待が高まる。

渡辺雄介監督は選手たちにリラックスを促し、富長龍樹左翼手は3バントスクイズの成功に自信を見せた。

昨夏4強の士別翔雲、北北海道の開幕試合を飾る 渡辺監督「ちょっと緊張も」/北北海道

<高校野球北北海道大会:士別翔雲7-2帯広三条>◇13日◇1回戦◇旭川スタルヒン

 昨夏ベスト4進出を果たした士別翔雲が、2年連続で初戦を突破した。2回に2つのスクイズを成功させるなど、小技をからめて3点を先制。3回には押し出しで1点を追加した。4-1の6回裏2死一、二塁では、2番福井笑太遊撃手(3年)が左越え2点適時二塁打、続く池沢琉生捕手(3年)が右中間適時三塁打を放って突き放した。

 投げては先発のエース右腕・大西絢斗(3年)が、5回を4安打1失点。2番手の横手投げ右腕・高橋京太郎投手(3年)が6回からの4イニングを2安打1失点(自責0)に抑えた。

 北北海道大会の開幕試合を制した渡辺雄介監督(42)は「(開幕試合で)ちょっと緊張もあったのかなと思いますが、次はもっとリラックスしていいゲームをしてくれるんじゃないか」と振り返った。2回に先制の3バントスクイズを決めた富長龍樹左翼手(3年)は「(3バントスクイズが)あるかなとは思っていました。緊張はありませんでした」と胸を張った。