“100切り中古アイアンセット” ギアマニアがコスパ重視で真剣に考えた

AI要約

ゴルフクラブの選び方について紹介。中古のコスパに優れたアイアンを紹介し、ツアープロが使うクラブのオススメも紹介。

プロ仕様クラブを除いた筆者おすすめのアイアンも紹介。本間ゴルフの「ツアーワールド TW747 Vx」とダンロップの「ゼクシオ エックス」について紹介。

“100切り中古アイアンセット” ギアマニアがコスパ重視で真剣に考えた

「ゴルフクラブはやさしくなった」と言われて久しいが、“100切り”に悩むゴルファーは今も少なくない。ゴルフを始めて間もなく、友人や家族におさがりのクラブをもらったり、初心者セットを買ったりしたけれど、そろそろ自分でチョイスしたいと考えているそこのアナタ! ギアマニアの筆者がコスパに優れた中古アイアンをこっそり紹介する。

キャディバッグの14本のうち、買い替え頻度が最も高いのはドライバーだという人がほとんどだろう。アイアンを頻繁に買い替えるのは一部のマニアに限られる。ドライバーに比べて、アイアンの方が性能の進化のスピードが遅い。

テクノロジーの進化を感じにくいからこそ、長く使うことを前提で選びたい。やはり“定番”と言われるようなモデルが無難。国内女子ツアーの選手が長く使っているモデルなどを参考にするといいだろう。状態の見極めと、シャフト選びも忘れてはならないポイントだ。

ツアープロが“替えられないクラブ”はやはりオススメ度が高い。桑木志帆、堀琴音が使うブリヂストン「ツアーB X-CB」(2016年)や、堀川未来夢が愛用していた2018年バージョンは、どちらも軟鉄鍛造のベーシックなキャビティだ。顔が少し違うので好みで選ぼう。2016年モデルは6本セットで3万円前半、2018年モデルは4万円台で見つかるだろう。

上田桃子のキャロウェイ「APEX」(2016年)もオススメだ。軟鉄鍛造ボディだが深いキャビティと幅広いソールでミスにも強い。6本セットで4万円台前半が相場。金谷拓実のピン「i210」(2018年)も推薦する。ピンのクラブは中古市場で人気がある。6本セットで6万円台から発掘できる。ステンレスボディで経年劣化が少ないのも魅力だ。どのモデルも少々100切り目指すには背伸びをしているようにもみえるが、長く使える可能性が高い。

さて、ここからはプロ仕様クラブ云々は抜きにして、完全に筆者の独断と偏見で選んだ。まずは本間ゴルフ「ツアーワールド TW747 Vx」(2018年)はいかがだろう。軟鉄鍛造にしては少し大きめのヘッドで、意外とキャビティも深い。ロフト角も7番で30度とイマドキのハイロフト感がある。純正シャフトの種類も多く、重めのカーボンシャフトが選べるのもうれしい。6本セットで4万円台前半から見つかるだろう。

ダンロップ「ゼクシオ エックス」(2019年)も候補に入れたい。同ブランドのシニアイメージを払拭すべく登場したのがこのシリーズ。軟鉄ボディでライ角、ロフト角の調整が可能。深いポケットキャビティ構造でミスにも強い。4万円前後で手に入れたい。