世界32位クレチコバ 逆転勝ちでウィンブルドン初の決勝進出、3年ぶり2度目の四大大会V王手<女子テニス>

AI要約

第31シードのB・クレチコバがウィンブルドンで初の決勝進出を果たす。

クレチコバは逆転勝利で第4シードのE・ルバキナを破る。

決勝では第7シードのJ・パオリーニと対戦する。

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間12日(現地11日)、女子シングルス準決勝が行われ、第31シードのB・クレチコバ(チェコ)が第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)を3-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、同大会初の決勝進出を果たすとともに、3年ぶり2度目の四大大会制覇に王手をかけた。

世界ランク32位で28歳のクレチコバが同大会に出場するのは4年連続4度目。2021年のベスト16が最高成績となっていた。

世界ランク4位のルバキナとの顔合わせとなった準決勝の第1セットは両者サービスキープに苦戦。クレチコバは2度のブレークを果たすも、自身はこれを上回る3度のブレークを許し先行去れる。

しかし第2セット、3度のブレークポイントをしのいだクレチコバは、第6ゲームでルバキナのダブルフォルトなどのミスを活かしてブレークを奪い1セットオールに追いつく。

そしてファイナルセット、クレチコバは第7ゲームでブレークポイントを握ると、最後はラリー戦を制してブレークに成功。クレチコバはこのリードを守り切り、同大会初の決勝進出を果たした。

クレチコバが四大大会で決勝に進出するのは、優勝を飾った2021年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来、約3年ぶり2度目となる

クレチコバはタイトルをかけ決勝で第7シードのJ・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは準決勝で世界ランク37位のD・ヴェキッチ(クロアチア)を下しての勝ち上がり。