【MotoGP】KTMのポル・エスパルガロ、オーストリアGPで今年2度目のワイルドカード参戦が決定

AI要約

KTMはMotoGP第11戦でポル・エスパルガロがワイルドカード参戦する発表を行った。

エスパルガロは怪我をきっかけに現役を退き、KTMのテストライダーとして活動していた。

オーストリアGPでの参戦に喜びを表明し、KTMの地元でのレースを楽しみにしている。

【MotoGP】KTMのポル・エスパルガロ、オーストリアGPで今年2度目のワイルドカード参戦が決定

 KTMは7月11日に、同社のテストライダーであるポル・エスパルガロがMotoGP第11戦オーストリアGPでワイルドカード参戦すると発表した。

 エスパルガロは2023年までMotoGPの現役ライダーとしてフル参戦していたが、怪我をきっかけに長期欠場があり、KTM陣営の後輩に席を譲る形で現役を退いた。

 ただエスパルガロはKTMでテストライダーに就任してMotoGPへの関わりを持ち続け、さらにワイルドカード参戦も行なう計画が立てられた。第7戦イタリアGPでは、昨年の引退後初めてMotoGPのワイルドカード参戦をした。

 そして今年2度目のワイルドカード参戦を、KTMの地元オーストリアで行なうことになった。エスパルガロはオーストリアGP参加にあたり、再び参戦できる喜びと、KTMのお膝元ということもありホームレースのような感覚もあるとコメントを寄せた。

「また参戦する準備はできているよ! ムジェロはレッドブルKTMから復帰するにあたって特別なサーキットだったけど、レッドブルリンクよりも特別な場所はないだろう」とエスパルガロは言う。

「このコース、場所、そしてファンと雰囲気、オーストリアGPがKTMにとってどれだけの意味を持つものかを考えると、僕にとってもホームレースのような感じもある」

「ここでは優勝争いをした良い思い出もあるけど、イタリアと同じように目標はKTM・RC16でコースに向かい、テストプラグラムを続けることが目標だ。僕らにはやるべきことがあるけど、オーストリアGPはとても楽しいものになると思う」