メドベージェフ、アルカラス、ムセッティ、ジョコビッチ。ウィンブルドン4強が出揃う<男子テニス>

AI要約

男子シングルスのウィンブルドン準々決勝が終了し、ベスト4が確定。

ジョコビッチが不戦勝で4強入り、ムセッティが4度目進出。

準決勝の対戦カードも決定し、メドベージェフとアルカラス、ムセッティとジョコビッチが競う。

メドベージェフ、アルカラス、ムセッティ、ジョコビッチ。ウィンブルドン4強が出揃う<男子テニス>

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は10日、男子シングルスのボトムハーフ(トーナメント表下半分)準々決勝が行われ、今大会のベスト4が出揃った。

今大会の男子シングルス準々決勝は9日にトップハーフ(トーナメント表上半分)が、10日にボトムハーフが開催。ボトムハーフでは第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第9シードのA・デ ミノー(オーストラリア)の好カードが組まれていたが、デ ミノーが負傷により棄権を発表。ジョコビッチが不戦勝で大会13度目となる4強へと駒を進めた。

ボトムハーフのもう一戦は第13シードのT・フリッツ(アメリカ)と第25シードのL・ムセッティ(イタリア)が激突。試合はムセッティが3-6, 7-6 (7-5), 6-2, 3-6, 6-1のフルセットでフリッツを下し、四大大会初のベスト4進出となった。

また、トップハーフでは第1シードのJ・シナー(イタリア)が第5シードのD・メドベージェフに屈し敗退。昨年王者の第3シード C・アルカラス(スペイン)は第12シードのT・ポール(アメリカ)を逆転で下し2年連続の4強となった。アルカラスとメドベージェフは昨年の準決勝でも顔を合わせており、当時はアルカラスが勝利している。

2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)王者のメドベージェフと2022年の全米オープン、昨年のウィンブルドン、そして今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)王者のアルカラス、四大大会通算24度の優勝を誇るジョコビッチ、四大大会初の準決勝の舞台に立つムセッティ。4者がタイトルを争うこととなった。

男子シングルス準決勝は現地時間12日(金)に行われ、決勝が大会最終日の14日(日)に開催される。

ウィンブルドン2024の男子シングルス準々決勝の結果と準決勝の組み合わせは以下の通り。

【準々決勝】

※ドロー順

(5)D・メドベージェフ 6-7 (7-9), 6-4, 7-6 (7-4), 2-6, 6-3 (1)J・シナー

(3)C・アルカラス 5-7, 6-4, 6-2, 6-2 (12)T・ポール

(25)L・ムセッティ 3-6, 7-6 (7-5), 6-2, 3-6, 6-1 (13)T・フリッツ

(2)N・ジョコビッチ 不戦勝 (9)A・デ ミノー

【準決勝】

※ドロー順

メドベージェフ vs アルカラス

ムセッティ vs ジョコビッチ