【MLB】カージナルスが本拠地でダブルヘッダー連敗 フル出場のヌートバーは2戦目で6号先制ソロ

AI要約

カージナルスはロイヤルズとのダブルヘッダーで2連敗し、ブリュワーズとのゲーム差が5.5に広がった。

投手陣の崩れとロイヤルズの打線の前に苦しむカージナルス。アレナドやバーレソンの活躍も及ばず。

ラーズ・ヌートバーがダブルヘッダーで活躍し、今後の期待も高まった。

【MLB】カージナルスが本拠地でダブルヘッダー連敗 フル出場のヌートバーは2戦目で6号先制ソロ

 日本時間7月11日、カージナルスは本拠地ブッシュ・スタジアムで雨天順延となっていた前日の試合を含むロイヤルズとのダブルヘッダーを行い、2戦とも投手陣が粘れず1戦目を4対6、2戦目を5対8で落とし痛恨の2連敗。貯金は4に減少し、この日勝利した地区首位ブリュワーズとのゲーム差は5.5まで広がってしまった。

 ノーラン・アレナドの8号ソロとアレック・バーレソンの15号2ランで序盤に3点を先制したカージナルスだったが、中盤以降投手陣が崩れた。5回表にMJ・メレンデスとギャレット・ハンプソンのタイムリー二塁打で同点とされると、6回表にはサルバドール・ペレスの15号ソロを浴びてしまい勝ち越しを許す。さらに8回表にもペレスのタイムリーなどで2点を失い力尽きた。ロイヤルズ先発のアレック・マーシュは粘りの投球で7勝目(6敗)をマークし、4番手のジェームス・マッカーサーが16セーブ目を記録。カージナルス先発のアンドレ・パランテは4敗目(4勝)となった。

 2試合連続で先制したカージナルスだったが、ロイヤルズ打線の勢いの前に屈した。1点を先制した直後の3回表にメレンデスの10号ソロで同点を許すと、7回表まで5イニング連続で得点を許し計8失点と投手陣が崩壊。打線は10安打で5点を奪ったものの、終盤はロイヤルズ救援陣の前に封じられてしまった。ロイヤルズ先発のマイケル・ワカが6勝目(6敗)をマークし、5番手のマッカーサーは1日2セーブとなる17セーブ目を記録。カージナルス先発のゴードン・グラセフォはメジャー初黒星(0勝)となった。

 なお、カージナルスのラーズ・ヌートバーは第1試合に「7番・中堅」でスタメン出場すると、第2試合も「5番・右翼」でスタメン出場しダブルヘッダーにフル出場。第1試合こそ4打数ノーヒットに倒れたものの、第2試合ではレフトへの先制6号ソロ、ライトへの二塁打、ファーストゴロ、センターフライで4打数2安打1本塁打1打点の活躍を披露した。今季の成績は打率.235、6本塁打、20打点。OPS.749。故障での離脱が続いていることもあり思うような成績を残せていないが、今後の活躍が期待されるこの日のパフォーマンスとなった。