【ヤクルト】奥川恭伸は3年ぶり甲子園のマウンドで白星つかめず 5回に暴投で勝ち越し許す

AI要約

奥川恭伸投手が敵地の阪神戦に先発登板し、995日ぶりの甲子園マウンドで2失点を喫し白星を逃す。

奥川は初回から制球に苦しみ、4回に連続失点を許す。5回も暴投で勝ち越し点を許し降板。

甲子園での奥川の投球は期待外れで、今季3勝目を挙げることはできなかった。

【ヤクルト】奥川恭伸は3年ぶり甲子園のマウンドで白星つかめず 5回に暴投で勝ち越し許す

◆JERAセ・リーグ 阪神―ヤクルト(10日・甲子園)

 ヤクルト・奥川恭伸投手が10日、敵地の阪神戦に先発登板したが、5回93球を投げて3安打3四死球2奪三振、2失点で降板。2021年10月19日の同戦以来、995日ぶりとなった甲子園のマウンドで白星はつかめず、今季3勝目はならなかった。

 19年夏、星稜のエースとして準Vに輝いた聖地で右腕を振ったが、立ち上がりから制球に苦しみ、球数がかさんだ。初回、村上の適時打で挙げた1点を粘りの投球で守っていたものの、4回につかまった。1死から大山に死球。佐藤輝の二ゴロで2死二塁で、野口に中前に同点適時打を運ばれた。

 5回は先頭の小幡に左中間二塁打。大竹の犠打で1死三塁。近本への2球目が暴投となって、勝ち越し点を献上。6回のマウンドには上がらず、2番手の嘉弥真と交代した。