ブティエは連覇、コルダは大会初制覇に挑む 日本勢は10人出場/エビアン選手権

AI要約

 アムンディ・エビアン選手権がエビアン・リゾートGCで開催され、母国選手の活躍が期待される。

 ネリー・コルダやブルック・ヘンダーソンなど、個性豊かな選手が競技に参加し、注目を集める。

 日本勢も多く参戦し、優勝賞金120万ドルをかけた戦いが繰り広げられる。

ブティエは連覇、コルダは大会初制覇に挑む 日本勢は10人出場/エビアン選手権

 海外女子メジャー第4戦のアムンディ・エビアン選手権が11日、フランスのエビアン・リゾートGC(6,523ヤード・パー71)でスタート。賞金総額800万ドル(約12億9,000万円)で開催される。

 昨年大会はセリーヌ・ブティエ(仏)が制した。「66」「69」で単独トップで週末を迎えると、決勝ラウンドも「67」「68」と崩れることなく後続に6打差をつける通算14アンダーで圧勝。母国フランスで悲願のメジャー初制覇を成し遂げた。今季はここまで優勝なし、トップ10入りわずか1回と苦戦しているが、“母国メジャー”で存在感を示したいところ。

 また、大会初制覇を目指すネリー・コルダ(米)にも大きな注目が集まる。今年は5月半ばまでにザ・シェブロン選手権を含む6勝とツアーを席巻。そこから全米女子オープン、KPMG全米女子プロゴルフ選手権など3戦連続予選落ちと急失速しているのは気がかりだが、エビアン選手権は過去2年連続でトップ10入りを果たしているだけに、今年も上位争いに加わってくる可能性は高いだろう。

 さらに、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、ミンジー・リー(豪)、コ・ジヨン(韓)、リディア・コ(ニュージーランド)、キム・ヒョージュ(韓)らが歴代覇者としてエントリー。そのほかにも、全米女子プロを制したエイミー・ヤン(韓)、リリア・ヴ(米)、ハンナ・グリーン(豪)、チャーリー・ハル(英)、ローズ・チャン(米)、アッタヤ・ティティクル(タイ)ら有力選手が目白押しだ。

 日本勢も10人が出場選手に名を連ねている。全米女子オープンでワンツーフィニッシュを達成した笹生優花、渋野日向子、全米女子プロで2位タイに入った山下美夢有に加え、古江彩佳、畑岡奈紗、岩井明愛、竹田麗央、西郷真央、西村優菜、勝みなみがプレーする。

 優勝賞金120万ドル(約1億9,000万円)を手にするのは誰か。