コパ・アメリカで躍動のコスタリカ代表DFが欧州上陸! フェイエノールトがミッチェル獲得を発表

AI要約

フェイエノールトがアラフエレンセからコスタリカ代表DFジェイランド・ミッチェルを完全移籍で獲得

ミッチェルは19歳の若手DFで、コスタリカ代表デビューも果たしており、フェイエノールトでの成功を目指す意気込みを語った

フェイエノールトは来季エールディヴィジの優勝を目指し、ミッチェルを含む7人目の補強選手として加入

コパ・アメリカで躍動のコスタリカ代表DFが欧州上陸! フェイエノールトがミッチェル獲得を発表

 フェイエノールトは8日、アラフエレンセからコスタリカ代表DFジェイランド・ミッチェルが完全移籍にて加入することを発表した。契約期間は2029年6月30日までの5年間と伝えられている。

 ミッチェルは2004年9月29日生まれの現在19歳。コスタリカ東部のプエルト・リモン出身で、地元クラブのリモンFCでプロキャリアをスタートさせた。その後はグアナカステカ、ムニシパル・リベリアを経て、今年1月にアラフエレンセに完全移籍加入。すぐさま定位置を確保し、トップチームで公式戦12試合に出場した。

 また、今年2月にはコスタリカ代表デビューも飾った。そのまま主力に割って入り、コパ・アメリカ2024に臨む26名のメンバーにも選出。6月24日に行われたグループC初陣ブラジル代表戦(0-0)では、3バックの右で先発し、対峙したFWヴィニシウス・ジュニオール相手に粘り強い守備対応を見せたことでも話題となった。なお、コスタリカ代表は1勝1分1敗の勝ち点「4」でグループステージ敗退。ミッチェルは全3試合にフル出場していた。

 完全移籍加入に際し、ミッチェルはフェイエノールトを通してコメントを発表。この半年間の出来事を振り返るとともに、ヨーロッパでのキャリアをスタートさせるにあたっての心境、フェイエノールトでの意気込みなどを明かした。

「僕のようなコスタリカ出身の若いサッカー選手にとって、フェイエノールトのような素晴らしいクラブへ加入できることは、もちろん夢のようなことだ。アラフエレンセから代表チームへ、そしてヨーロッパへのステップへと、ここまで本当にあっという間の出来事だった」

「ただ、ここで何かを成し遂げたわけではない。フェイエノールトで成功し、人々の心を掴み、『デ・カイプ』でビッグゲームをしたい。だから毎日ハングリーでいなければならないし、サッカー選手としてさらに成長するため、すべてを捧げるつもりだ。今はそんな日々をとても楽しみにしている」

 2023-24シーズン、フェイエノールトはKNVBベーカー(オランダ・カップ)こそ6シーズンぶり14度目の優勝を成し遂げたが、エールディヴィジを2位でフィニッシュ。PSVに王者の座を譲り、来季は“王座奪還”を掲げ、2シーズンぶり12度目の優勝を目指す。なお、ミッチェルは今夏7人目の補強選手としてチームに加入。現在のチームには日本代表FW上田綺世が所属していることでも知られている。