「とても気に入っている」バルサのラポルタ会長がスペイン代表ニコ・ウィリアムズへの興味明かす

AI要約

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に関心を示している。

ラポルタ会長はニコ・ウィリアムズの獲得について良い知らせを期待しており、資金もあると語った。

また、ファイナンシャル・フェアプレーに関して喜びを示し、負傷したペドリとアラウホについてもコメントをしている。

 バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(62)が、ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)の獲得へ強い関心を示している。

 ラポルタ会長は8日、クラブの地元ラジオ局カタルーニャ・ラジオのインタビューに応じた。以前から獲得候補に挙がるニコ・ウィリアムズについて「確かに私は彼のことをとても気に入っている。しかし、ここでは責任ある者に仕事をしてもらわなければならないし、(スポーツディレクターの)デコはフリック(監督)と話し合った補強の仕事に取り組んでいる。良い知らせがあることを期待しているよ」と発言。欧州選手権で素晴らしい活躍を見せている左ウイングへの興味を隠さなかった。

 さらにニコ・ウェイリアムズ獲得の資金があるかについて、「現時点ではイエスだ。それはこの状況に到達するのに何年にも渡って取り組んできた仕事の結果だ。我々にはそのレベルの選手を獲得することができる」と獲得できる力があることを強調した。

 近年大きな問題となっているファイナンシャル・フェアプレーについて、「先日、スペインリーグ会長(ハビエル・テバス)が、我々の支出を減らす努力を認める声明を出していた。ファイナンシャル・フェアプレーはチームの強化に必要な補強を行うため、移籍市場に向かうのに役立つものなので、それが正常な状態に戻るには朗報だ」と喜びを露わにした。

 また、ラポルタ会長は代表戦で立て続けに負傷したスペイン代表MFペドリとウルグアイ代表DFアラウホに関して、「ペドリが回復した状態で新たなシーズンをスタートしなければならないのは喜ばしいことではない。私の理解が正しければ内側側副靭帯(じんたい)損傷の程度2のけがなので、全治4~5週間だ。ペドリは我々にとって鍵となる選手なのでとても残念だが、フィジカルコーチやトレーナーによって良くなると確信している」とコメントした。

 続いてアラウホについて、「ハムストリングに問題を抱えており、復帰にどのくらい時間がかかるか分からないが、我々は強くなり、非常に競争力のあるメンバーで新シーズンに臨まなければならない」と説明していた。(高橋智行通信員)