G大阪ポヤトス監督 パリ五輪メンバーDF半田陸を出国前ラスト2試合「しっかり使っていく」

AI要約

G大阪は10日の天皇杯3回戦・宮崎戦に向け非公開練習を行い、パリ五輪代表メンバーに選出されたDF半田陸の起用を示唆した。

DF半田陸は出場停止明けの横浜戦をスタンドで観戦し、学びを得た。宮崎戦での出場が期待されている。

半田陸は中3日の連戦にも意欲的で、自信を持って出場し、数字にこだわって結果を残したいと語った。

 G大阪は8日、10日の天皇杯3回戦・宮崎戦(いちご)へ向け非公開練習を行った。練習後に対応したダニエル・ポヤトス監督は、パリ五輪代表メンバーに選出されたDF半田陸について「オリンピックに行くことを本当にリスペクトしている。しっかりと使っていく」と、14日の鳥栖戦(駅スタ)を含む出発までの2戦での起用を示唆した。

 3日の代表メンバー発表後に行われた6日の横浜戦(パナスタ)は、前節6月30日の町田戦(パナスタ)で退場し出場停止だった。宮崎戦は半田の五輪戦士としての“初陣”になる可能性が高い。

 横浜戦はスタンドから見つめ、右サイドバックで出場していたDF松田陸のプレーを観察し、しっかりと吸収。「立ち位置だったり、ボールをつけるところだったり、パスの種類だったりというのは、練習からずっとですけど、上から見た方がわかりやすかったので勉強になりました」と、学びを得た。

 過酷な暑さの中、九州での中3日の連戦となるが「僕は試合していた方がコンディションが上がるし、いい状態を保てるタイプ」と意に介さず。「チームの勝利はもちろん、この2試合は特に数字にこだわって結果を残して、自信を持ってあっち(パリ)に行きたい」と意気込んだ。