「日本を倒すためのトリック」中国メディアがW杯最終予選で日本代表に勝利するための方法を指摘「レベルの違いはあまりない」
2026年のワールドカップ・アジア最終予選で、中国が日本と同じグループに入ったことを受け、中国メディアが日本代表に勝利する方法について解説。中国代表のレベルの高さを強調し、CKやFKを活かした戦術を提案。
中国代表が日本代表に勝利するためには、ヘディングを活かす戦術や守備的なカウンター戦術を取る必要があると指摘。相手の体力やミスにつけ込んで攻める方針を示す。
分析は中国代表が技術・戦術面の向上と合理的な戦術構築を重視し、科学的なトレーニングの重要性を強調。W杯アジア最終予選での厳しい戦いが予測される状況を述べていた。
カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選の結果、中国は日本と同じC組に入った。中国メディア『捜狐』は、日本代表に対して中国代表が勝利をもぎ取るための方法について、現地時間7日に報じている。
同メディアは、「中国代表チームは日本を倒すためにユニークなトリックをすでに持っている」と題して、どのように同国代表が日本代表に勝利すべきなのかについて分析していた。
まず両国の違いについて、「中国代表の現在の戦力は、実は韓国や日本に劣らない。なぜなら中国は日本や韓国と対戦するたびに、あまり負けていないからだ。終わったばかりの予選を例に挙げると、わずか1点差で韓国に敗れたが相手チームにはソン・フンミンという絶対的なトップ選手がいた」と、韓国代表や日本代表とはそこまでレベルの違いはないと指摘。さらに、「これは現在の代表チームの水準が実際にはかなり優れていることを示しており、レベルの違いはあまりない。あるとすれば戦術的な問題だけである」と言葉を続けていた。
そして記事では、「自分たちの欠点を認識し、長所を活かす必要がある。中国チームは体力面では日本や韓国に劣らず、むしろ有利な面もある。背の高い選手はヘディングで当然有利であり、CKやFKはこの優位性を活かす絶好の機会となるだろう」と前置きした上で、日本代表に勝利するためのポイントを次のように指摘していた。
「まずはCKやFKを利用してヘディングでゴールを決めるという、独自のアドバンテージを追求する必要がある。次に、試合中の戦術的な柔軟性に焦点を当てる必要があるだろう。日本や韓国のような技術的に洗練されたチームと対戦する場合、守備的なカウンター戦術を採用し、守備で反撃のチャンスを狙い、ロングパスで相手ゴールを脅かす必要がある。相手の体力が落ちたり、ミスが出たりしたら、CKやFKで脅威を与えゴールを狙うべきだ」
同メディアは、「中国代表が日本代表から勝利するためには、自らの技術・戦術レベルの向上に加えて、アドバンテージを最大限に活用し、合理的な試合戦略を立てる必要がある」と繰り返し、「科学的なトレーニングと効果的な戦術が実現できれば、国際舞台で良い成績を収めることができるだろう」と、厳しい戦いが予想されるW杯アジア最終予選の展望について語っていた。
