日本男子バスケ、パリ五輪”不出場”の韓国に痛恨の1点差負け。第4Q32点の猛攻に労いも、本大会に不安の声「反省点ばかり」

AI要約

日本代表は韓国代表との国際強化試合で85-84で惜敗、NBAの八村塁は欠場

日本は途中20点以上のビハインドから猛反撃し、最終Qで逆転も痛恨のオフェンスファウルで再逆転負け

観衆やネット上では追い上げを讃える声もあるが、厳しい意見も多数。次戦に向け不安も残る

日本男子バスケ、パリ五輪”不出場”の韓国に痛恨の1点差負け。第4Q32点の猛攻に労いも、本大会に不安の声「反省点ばかり」

 7月5日、男子バスケットボールの国際強化試合が東京・有明アリーナで行なわれ、日本代表(世界ランク26位)は韓国代表(同50位)と対戦し、84対85で惜敗した。

 試合前にNBAのロサンゼルス・レイカーズでプレーする八村塁の欠場が発表された日本。第1クォーター(Q)は15-13と僅差でリードしたが、一転して第2Qは相手の猛攻を受け、13点ビハインドで前半を折り返した。

 第3Qも相手にリバウンドを取られ、20点以上の差をつけられた日本は最終Qで河村勇輝、ジョシュ・ホーキンソンらが猛反撃して残り40秒過ぎに逆転に成功するが、試合終了直前にホーキンソンが痛恨のオフェンスファウルを犯して、残り0.9秒で相手にフリースロー2本を与えてしまう。これを韓国が1本決めて、再逆転されてしまった。

 

 あと一歩及ばずパリ五輪不出場の相手に、まさかの敗北を喫した日本に1万3420人の観衆は静まり返った。ネット上では「惜しかった」「最後、声出たわ」「第4Qだけで32点も入れて追いついたのすごいわ」など、怒涛の追い上げを労うも痛恨の敗戦には厳しい意見が寄せられた。

「猛反撃からの、まさかの逆転負け」

「この程度か!日本の力は!」

「去年のW杯の強さはどこいった?」

「動きが悪い、リズムも悪い」

「反省点ばかり」

 日本は7日に同会場で再び韓国との強化試合第2戦を戦う。パリ五輪まで残り3週間、トム・ホーバス監督も不安を抱く敗戦となった。

構成●THE DIGEST編集部