【プロキオンS】武豊「馬は涼しそうに走ってました(笑)」ヤマニンウルスが無傷の5連勝

AI要約

ヤマニンウルスがプロキオンステークスで無傷の5連勝で重賞初制覇を果たした。

武豊騎手がコメントし、ヤマニンウルスの強さと今後の展望を語った。

レース結果では、ヤマニンウルスが快勝し、スレイマン、マリオロードがそれに続いた。

【プロキオンS】武豊「馬は涼しそうに走ってました(笑)」ヤマニンウルスが無傷の5連勝

 7月7日、小倉競馬場で行われたG3・プロキオンステークス(ダ1700m)は、武豊騎乗の1番人気、ヤマニンウルス(牡4・栗東・斉藤崇史)が無傷の5連勝で重賞初制覇。ダート界に新たなスターホースが誕生した。まだまだ底を見せていない走りで更なる飛躍が期待される。

プロキオンステークス、勝利ジョッキーコメント

1着 ヤマニンウルス

武豊騎手

「ホッとしていますし、改めてこの馬強いなという気持ちです。前回は返し馬の感触がよくなくて、きょうはどうかなと思ったのですが、今まで乗った中で1番良い雰囲気でしたね。まだあんまり揉まれこんだり、砂を被ったりという経験がまだないので、そうならない方が良いかなと思っていましたし、良いポジションが取れました。手応えはそんなに抜群というか、手応えあるのかないのかよくわからない馬なんですが、最後までしっかり走る馬なので自分からこの馬のペースで行きました。まだきょうが5回目のレースで重賞でこの内容なので、1回ごとに強くなっていますし、この先どこまで強くなるのか楽しみです。(小倉は)暑いですね。暑いなと思いましたが、馬は涼しそうに走っていましたね(笑)」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 7月7日、小倉競馬場で行われた11R・プロキオンステークス(G3・3歳上オープン・ダ1700m)は、武豊騎乗の1番人気、ヤマニンウルス(牡4・栗東・斉藤崇史)が快勝した。3馬身差の2着に3番人気のスレイマン(牡6・栗東・池添学)、3着に12番人気のマリオロード(牡5・栗東・安達昭夫)が入った。勝ちタイムは1:42.7(良)。

 2番人気で菱田裕二騎乗、ハピ(牡5・栗東・大久保龍志)は、4着敗退。

 単勝1.7倍、武豊騎乗の1番人気、ヤマニンウルスが無傷の5連勝で重賞初制覇を飾った。レースではスタートをきっちり決めて先行4番手で1コーナーをカーブ。大きく縦長の展開の中で向こう正面では3番手にポジションを押し上げ、抜群の手応えで4角先頭で立ち回ると、直線では独走態勢で押し切りを図った。最後まで余裕はあり大きなフットワークで楽々ゴール板を駆け抜けた。

ヤマニンウルス 5戦5勝

(牡4・栗東・斉藤崇史)

父:ジャスタウェイ

母:ヤマニンパピオネ

母父:スウェプトオーヴァーボード

馬主:土井肇

生産者:錦岡牧場

【全着順】

1着 ヤマニンウルス 武豊

2着 スレイマン 西村淳也

3着 マリオロード 松山弘平

4着 ハピ 菱田裕二

5着 ゲンパチルシファー 団野大成

6着 ヴァンヤール 荻野極

7着 ラインオブソウル 松若風馬

8着 ブラックアーメット 泉谷楓真

9着 リプレーザ 国分優作

10着 ウェルカムニュース M.デムーロ

11着 メイショウダジン 小沢大仁

12着 グロリアムンディ 幸英明

13着 デシエルト 岩田康誠

14着 ブルーサン 和田竜二

15着 レガーメペスカ 田口貫太

16着 バスラットレオン 坂井瑠星