鍛え上げたボディで計量パスの井岡、無敗の王者マルティネスに「必ず倒して王座統一する、死力達成」=7.7両国

AI要約

7月7日の[WBA・IBFスーパーフライ級王座統一戦]では、両者が計量を終え、井岡一翔が52kg、マルティネスが52.1kgを記録。両者とも強いコンディションで、試合に向けて意気込みを語った。

井岡は愛と武士道の精神で試合に臨み、死力を尽くして勝利を誓った。過去最高のコンディションで王座統一を目指す覚悟を見せている。

マルティネスも自信満々でグレートな戦いを約束し、井岡との対戦に期待を高めている。どちらも連続KO勝利を続ける強豪同士の対戦となる。

鍛え上げたボディで計量パスの井岡、無敗の王者マルティネスに「必ず倒して王座統一する、死力達成」=7.7両国

 7月7日(日)東京・両国国技館にて行われる[WBA・IBFスーパーフライ級王座統一戦]ではWBA世界同級王者・井岡一翔(志成)は6日の前日計量で52kg、対するIBF世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)は52.1kgリミットでパス。両者共に鍛え上げたボディを見せフェイスオフではリング上のようにしっかり睨み合った。

 井岡は計量後に自身のSNSをアップ。「無事、とても良いコンディションで計量を終える事が出来ました!本日ここまでサポートして頂いた皆様、応援して頂いた皆様のお陰です!感謝を胸にリングに上がり世の為、人の為、日本の為守りたいモノの為に闘い、愛の強さを証明します!それが武士道、大和魂だと感じます」と愛と武士道を語る。

 そして「僕達に迷いはありません!必ず倒して統一王座になります!死力達成!共によろしくお願いします!」とダウンを奪って勝利することを誓った。

 死力達成という言葉は極真空手の創始者、大山倍達総裁が弟子の緑健児(現・新極真会代表)に贈った言葉として有名。これは死ぬ気でやれば何でも達成できるという意味だ。昨日の計量後の会見では「過去1番のコンディションを作るということだけを考えてやってきた。最高と言って良いくらいのコンディションといっていい」と王座統一へこれまで以上の気合が伺える。

試合については「圧倒的な強さを見せて統一する、それだけです」と意気込んだ。

 相手のマルティネスは16戦全勝(9KO)。昨年6月にIBF世界スーパーフライ級1位の指名挑戦者ジェイド・ボルネアと対戦し、11回29秒TKO勝ちで王座の2度目の防衛に成功し今回の試合へ。「明日はグレートな戦争になる。二人はグレートなチャンピオン、良い試合ができる。」と自信満々に語った。

 現WBA世界スーパーフライ級王者の井岡は31勝(16KO)2敗1分け。昨年12月31日には12回目となる大晦日大会に出場し、同級6位ホスベル・ペレスを見事7回KOで下し、3年ぶりのKO防衛を果たした。

 本日は、いよいよWBA・IBFスーパーフライ級王座統一戦。どのような試合展開となるのか、両者とも連続KO勝利となるかにも注目。試合は16時20分より第一試合が開始される。