ABEMAが井岡一翔とマルティネスの2団体王座統一戦の前日計量を6日正午から全編無料生中継

AI要約

井岡一翔とフェルナンド・マルティネスの2団体王座統一戦がABEMAで生中継されることが発表された。

井岡は3年ぶりのKO防衛を果たし、マルティネスは初挑戦で世界初防衛を果たして以来の試合。

井岡が日本選手2人目の2階級での2団体統一王者の可能性があり、また通算26度目の世界戦で勝利すれば日本選手単独1位になる可能性もある。

ABEMAが井岡一翔とマルティネスの2団体王座統一戦の前日計量を6日正午から全編無料生中継

インターネットテレビのABEMAは4日、プロボクシングのWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35)=志成=が、IBF王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=と闘う2団体王座統一戦(7日、東京・両国国技館)の前日計量を6日正午から全編無料生中継すると発表した。

世界4階級制覇王者の井岡は昨年大みそかに同級6位だったホスベル・ペレス(ベネズエラ)の挑戦を受け、7回KO勝ち。3年ぶりのKO防衛を果たして以来の試合。マルティネスは2022年2月に10度目の防衛を目指していた王者のジェルウィン・アンカハス(フィリピン)を相手に世界初挑戦し、3-0の12回判定勝ち。新王者となった。同10月のダイレクトリマッチでも3-0で12回判定勝ちし、初防衛に成功。昨年6月に指名挑戦者で同級1位だったジェイド・ボルネア(フィリピン)に11回TKO勝ちし、2度目の防衛に成功して以来の試合となる。

井岡が自身3度目の2団体王座統一戦に臨み、勝利すれば井上尚弥(大橋)に次いで日本選手2人目の2階級での2団体統一王者になると同時に、キャリアを通じて4団体の世界王座をすべて獲得するという偉業を成し遂げることになる。

また、日本選手最多の通算26度目の世界戦で勝利すれば、世界戦通算勝利数は23となり、並んでいた井上を上回って日本選手単独1位に浮上する。4団体世界スーパーミドル級統一王者のサウル・アルバレス(33)=メキシコ=も上回り、22年9月以来試合をしていない通算23勝の元WBA、WBC、IBF世界ミドル級統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(42)=カザフスタン=を引退扱いとすると、現役単独1位となる。

興行はABEMAで午後3時45分から独占無料生配信される。プロ戦績は井岡が34戦31勝(16KO)2敗1分け、マルティネスが16戦16勝(9KO)。