3バック採用のイングランドがEURO準決勝進出!! サカ弾で追いつきスイスとのPK戦制す

AI要約

イングランドが1-1で突入したPK戦を4-2で制し、準決勝進出。

サカのゴールでイングランドが追いつくも、延長戦でも決着がつかずPK戦へ。

PK戦でイングランドが5-3で勝利し、スイスはベスト8で大会を去る。

3バック採用のイングランドがEURO準決勝進出!! サカ弾で追いつきスイスとのPK戦制す

[7.6 EURO準々決勝 イングランド 1-1 スイス(PK5-3) デュッセルドルフ]

 EURO2024は6日、準々決勝のイングランド代表対スイス代表を開催した。イングランドが1-1で突入したPK戦を4-2で制し、準決勝に駒を進めた。スイスは前回大会の最高成績に並ぶベスト8で大会を去ることが決まった。

 イングランドのガレス・サウスゲート監督は3バックを採用し、DFマーク・グエヒの出場停止に伴ってDFエズリ・コンサを今大会初めて先発起用。ポジションに注目が集まったMFブカヨ・サカはやや高めの右ウイングバックに入り、MFキーラン・トリッピアーが左ウイングバックを務めた。スイスは決勝トーナメント1回戦と同じ11人で試合に臨んだ。

 スイスは立ち上がりこそMFダン・エンドイェなどがサイド攻撃を仕掛けたが、次第にボールを持たれる時間が続く。イングランドは中央を固めるスイスに対してショートカウンターで相手の態勢が整う前にゴールを狙うも、決定機は作れない。前半28分にはサカが右サイドを突破してペナルティエリア内に侵入したが、クロスは味方に合わなかった。

 サカは前半44分にもチャンスメイク。2人を相手にしながらPA内に侵入してMFコビー・メイヌーへパスを出す。メイヌーはシュートを放ったが、MFグラニト・ジャカのブロックに遭った。結局大きなチャンスがないまま45分を経過すると、厳格なアディショナルタイムの計算が基本になって以降の国際主要大会では珍しく、アディショナルタイムを設けずに前半終了となった。

 スコアレスで迎えた後半6分、スイスのFWブレール・エンボロがMFレモ・フロイラーのスルーパスに抜け出すと、相手を背負って反転しながらシュート。これはGKジョーダン・ピックフォードにキャッチされたが、両チーム通じて最初の枠内シュートとなった。

 エンボロのシュートからスイスが流れを掴むと、次第に盛り返されてきた後半30分に先制点を奪う。エンドイェがPA内右サイドでボールを受け、グラウンダーのクロスを送る。

これがDFジョン・ストーンズに当たってファーサイドに流れたところをエンボロが押し込んだ。

 イングランドはたまらず3枚替えを実行。サウスゲート監督はDFエズリ・コンサ、トリッピアー、メイヌーに代えてDFルーク・ショー、MFコール・パーマー、MFエベレチ・エゼを投入した。ショーはこれが今大会初出場となった。

 すると直後の後半35分、MFデクラン・ライスのパスを受けたサカが右サイドからカットインし、左足を一閃。ボールはゴール左隅に吸い込まれて同点に成功した。

 追いつかれたスイスは後半アディショナルタイム3分、DFファビアン・シェアのクロスにエンドイェがフリーで飛び込む。しかし手前でエンボロがボールに触れてしまい、エンドイェには合わなかった。そのまま後半終了。延長戦に突入した。

 イングランドは延長前半5分、ライスの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、GKヤン・ゾマーに弾かれた。一方のスイスは同9分、今大会ここまで出番のなかったMFデニス・ザカリアをピッチに送り込んだ。

 それでもゴールに迫るのはイングランド。同12分、MFジュード・ベリンガムがPA内でクリアボールを拾ってシュート。しかし相手選手に当たって勢いが弱まり、GKにキャッチされた。延長前半は両チームともに得点なく1-1で終わった。

 拮抗した展開の中、両チームは延長後半4分に交代を行う。イングランドはFWイバン・トニー、スイスはFWジェルダン・シャキリを投入して2点目を狙った。さらにイングランドは同10分、プレースキックを得意とするMFトレント・アレクサンダー・アーノルドも入れた。

 延長後半12分にはスイスが右からのCKを獲得。シャキリが蹴ったボールは直接ゴールへ向かったが、ゴール枠の角に直撃して決まらなかった。なおもスイスは同14分、投入されたばかりのFWゼキ・アムドゥニが強烈なシュートを放つも、GKに防がれた。そのまま得点は生まれずPK戦で決着をつけることになった。

 PK戦はイングランドが先攻となった。1人目のパーマーが成功した一方、スイスの1人目を務めたDFマヌエル・アカンジのキックをピックフォードがストップ。その後は両チーム全員が成功し、PK5-3でイングランドが勝利した。