大谷翔平 30歳誕生日に自己ワースト、前日から6打席連続三振 スミス爆発でド軍は逆転勝利 ロバーツ監督「なんて夜だ」

AI要約

大谷翔平選手は30歳の誕生日に5打数無安打の試合を終えた。

連続6打席三振を喫し、自己ワースト記録を更新した大谷。

ドジャースはスミス選手の3本塁打で逆転勝ちし、3連敗を阻止した。

大谷翔平 30歳誕生日に自己ワースト、前日から6打席連続三振 スミス爆発でド軍は逆転勝利 ロバーツ監督「なんて夜だ」

 「ドジャース8-5ブルワーズ」(5日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手(30)はブルワーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数無安打だった。米国時間で30歳の誕生日を迎えたが、快音で球場を沸かすことはできなかった。

 大谷は試合前のクラブハウスでロバーツ監督から「誕生日おめでとう」の言葉とともにワインをプレゼントされた。試合が始まると、打席に入るたびに地元ファンからバースデーソングを贈られた。

 30歳の誕生日。新たな指定席1番で試合に臨んだ大谷はこれまで通りに集中力を高め、チームの勝利に貢献すべく、バットを振った。

 しかし、その気持ちは結果につながらなかった。3年ぶりの対決となった右腕シバーレに3打席連続三振。見送った球をストライク判定される不運もあったが、前日の3三振と合わせ、自己ワーストの6打席連続三振の屈辱。同点の八回1死一、二塁の好機は進塁打で後続の適時打につなげたが5打席無安打。今季2度目の2戦連続ノーヒットを喫し、場内を盛り上げることはできなかった。この日は2番スミスが爆発し、自身初の3本塁打。逆転勝ちで3連敗を阻止したロバーツ監督は「なんて夜だ。本当に素晴らしい」と賛辞を惜しまなかった。

 ゲームセットの瞬間、ベンチから手を叩きながらフィールドへ出て勝利の列の加わった大谷。年に1回の特別な日。勝ったことが何よりもうれしかった。