【全日本】若手興行卒業…阿部史典が「ありがとう」から一変「プロレスラーに学校も卒業もねえ」

AI要約

全日本プロレス新木場大会「ニューエイジ・クロニクルズ5」が開催され、4選手が卒業した。

メインイベントでは立花誠吾が優勝し、HAYATO“校長”による卒業式が行われた。

青柳が怒り爆発し、学校や学歴を否定する言葉を吐き、自ら卒業証書を破り、留年を望んだ。

<全日本プロレス:新木場大会>◇4日◇東京・新木場1stRING

 ライジングHAYATO(25)がプロデューサーを務める若手中心興行、全日本プロレス新木場大会「ニューエイジ・クロニクルズ5」が開催され、4選手がこの日で同興行を「卒業」となった。

 卒業したのは「ニューエイジ」と言うにはやや無理がある青柳優馬(28)、芦野祥太郎(34)、阿部史典(29)、羆嵐(32)。第4試合の「祝『NEW AGE CHRONICLE-Z』卒業記念8人タッグマッチ60分一本勝負」ではこの4人と、ユニット「ELPIDA(エルピーダ)」を結成したばかりの3冠王者・安斉勇馬&世界ジュニア王者ライジングHAYATO&本田竜輝&綾部蓮が対戦。安斉が必殺技ギムレット(相手を肩車で抱え上げ、マットに後頭部から落とす技)で羆嵐を仕留めて、卒業へのはなむけとした。

 メインイベント「全選手参加卒業記念バトルロイヤル」では立花誠吾が優勝。その後、リング上でHAYATO“校長”による卒業式がおこなわれ、4選手に卒業証書が手渡された。最後は選手全員がリング上に集まり“卒業生”の門出を祝った。しかし本田がいつもの調子で悪ノリし、青柳の卒業証書をビリビリに破いてしまった。

 バックステージでは青柳ブチ切れて「おい、ニューエイジ・クロニクル卒業したからな。もうお前らELPIDAのお遊びに付き合う気はさらさらないからな。本田竜輝! お前はいつか、この卒業証書のようにビリビリに引き裂いて、ぶちのめしてやるからな。あとは綾部蓮、てめえこの野郎、何すかした顔してるんだ、この野郎! ちょっと足が長いからって調子に乗るんじゃねえぞ。お前ら全員、俺が一人ずつぶちのめしてやるからな」などと捨てせりふを吐いて、バックステージを後にした。

 阿部は「学校であまりちゃんとした卒業証書をもらったことなかったので、けっこう記念だなと思ってます。みんなキラキラしてた。ありがとうございました」と殊勝に語ったかと思いきや、いきなり態度を一変させた。

 「学校なんて行きたくないし、社会人なんてなりたくないから、我々はプロレスラーをやってるんですよ。わかりますか? 学校クソ食らえ、国語も算数も理科、社会もクソ食らえ! おい、プロレスラーだからな、学歴も学校もいらねえ、卒業もねえんだよ」と暴言を吐いた。

 続けて「オレなんでキレキャラやってんのか分かんないけど、このプロレス界っていうネバーランドの住人で居続けるからな! おい、プロレスラーはな、全員子供のままなんだよ! 分かるか、卒業なんかねえからな。おい、何キレキャラやってんだよ!」と自分に言いながら卒業証書をビリビリに。自らプロレス界での“留年”を希望していた。