MLB公式先発トレード候補13投手にバウアーの名前「懲戒処分を全う」 菊池雄星も

AI要約

MLB公式サイトがトレード候補の先発13投手の名前を掲載。

記事では先発投手争奪戦の激化を予測し、7月2日現在のリーグ平均防御率やトレード市場に関する情報を提供。

具体的な球団名を挙げ、トレードの可能性が高い13人の先発投手の名前を列挙。

その中にはブルージェイズの菊池雄星投手も含まれており、FA争奪戦の一角として取り上げられている。

さらに最後の13人目としてメキシカンリーグ出身のトレバー・バウアー投手に言及し、彼の今後の動向に注目が集まっている。

MLB公式先発トレード候補13投手にバウアーの名前「懲戒処分を全う」 菊池雄星も

 MLB公式サイトが3日(日本時間4日)トレード候補の先発13投手の名前を掲載した。

 マーク・フェインサイド記者は「今季の先発投手のトレード市場を検証する」のタイトルで記事を投稿。「7月2日現在、先発ローテーションのリーグ平均防御率は4・09。言い換えれば、多くの球団が今後4週間を先発投手探しに費やすことになる」と先発投手争奪戦の激化を予測した。

 続けて「ローテーションの助っ人を探していると思われる球団には、ガーディアンズ、パドレス、ツインズ、アストロズ、カージナルス、メッツ、ジャイアンツ、Dバックスがあり、売り手には幅広いトレード相手の可能性がある」と具体的な球団名を挙げた。

 そのうえで「それでは、今月獲得できる可能性のある先発投手13人を見てみよう」と13選手の名前を羅列した。その中にはブルージェイズの菊池雄星投手(33)の名前が挙げられた。「同僚のバシットとは異なり、菊池は今シーズン限りでFAとなる」とトレードの可能性が高いとした。

 この日、菊池は本拠アストロズ戦に先発。6回途中2失点で勝敗はつかず。試合はブルージェイズが2―9で敗れた。

 さらに同記者は最後の13人目としてメキシカンリーグ・ディアボロスのトレバー・バウアー投手(33)の名前を挙げた。「オフシーズン中にバウアーのマーケットが開拓されなかったにもかかわらず、彼はどのクラブにとっても契約可能なままである。バウアーが最後にメジャーリーグで登板したのは2021年でドジャースで17試合に登板し、8勝5敗、防御率2・59の成績を残した」とメジャーでの成績を振り返ると、DV疑惑などで194試合の出場停止処分を受けたことも明記したうえで、「MLB広報は『トレバー・バウアーは懲戒処分を全うし、無制限フリーエージェントとしてどの球団とも契約可能だ』と述べた」とのコメントを伝えた。