チェルシーとアーセナル 欧州選手権で活躍中のビルバオFWニコ・ウィリアムズの獲得狙う

AI要約

チェルシーとアーセナルがビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)獲得に動いていると報道

ビッグクラブが契約解除金5800万ユーロでバルゲン価格と考え、チェルシーは1500万ユーロの年俸を提示、アーセナルも高額を支払う意向

ニコ・ウィリアムズは複数のビッグクラブに関心を持たれており、欧州選手権終了後に来季去就を決定する予定

 チェルシーとアーセナルがビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)獲得に動いていると2日、スペイン紙アス電子版が伝えた。

 ニコ・ウィリアムズは現在参加中の欧州選手権でレギュラーとして活躍し、スペインの準々決勝進出に貢献。高いパフォーマンスを発揮している21歳の若者をプレミアリーグのビッグクラブが放ってはおかず、設定されている契約解除金5800万ユーロ(約95億7000万円)は、イングランドのクラブにとってバーゲン価格のようなものだとした。

 チェルシーは今すぐその金額を支払う用意があり、ニコ・ウィリアムズが現在ビルバオで受け取っている年俸の3倍以上となる1500万ユーロ(約24億7500万円)を提示する意向という。アーセナルも同様に、ビルバオとニコ・ウィリアムズの両方に高額を支払う考えとした。

 また以前よりニコ・ウィリアムズを狙っているバルセロナは、契約解除金を支払う余裕はないものの、ラフィーニャかデ・ヨングを売却すればその金額を捻出できるという。

 同紙は、複数のビッグクラブに興味を持たれているニコ・ウィリアムズは来季去就に関して、欧州選手権終了後の今月中に決めるつもりだと伝えている。(高橋智行通信員)