浦和・伊藤が新主将の決意 「覚悟はあった」 小学校訪問で初仕事も

AI要約

浦和のJ1サッカーチームで主将に就任したMF伊藤敦樹が前任者の海外移籍による離脱を受け、決意を語った。

伊藤はリーダー不在の状況を受けて主将としての役割を果たす覚悟を持ち、チームを引っ張っていく意気込みを示した。

伊藤は声を出し、チームをまとめることに挑戦する姿勢を示し、子どもたちとの交流を通じて主将としての責任を新たにした。

浦和・伊藤が新主将の決意 「覚悟はあった」 小学校訪問で初仕事も

 サッカーのJ1浦和で主将に就任したMF伊藤敦樹(25)が2日、さいたま市内で行われた練習後に決意を語った。前任の酒井主将とショルツ副主将が海外移籍でそろって離脱する異例の状況を受け、シーズン途中で指名されたが「迷いなく決断した。覚悟はあった。今までリーダーを担っていた存在がいなくなってしまった。自分が引っ張っていかないと」と訴えた。

 役割を果たしていくイメージに関しては「声を出して引っ張っていくのは苦手。そういうことにもチャレンジしていきたいが、みんなについてきてもらえるような姿勢を練習から見せて引っ張っていければ」と“背中”でチームをまとめていく構えだ。

 午後にはさいたま市の与野八幡小を訪問。全校児童561人と交流した中、対外的に初めて公式に主将と紹介された。

 「キャプテンと呼ばれることが増え、そういう立場でメディアやイベントに出ることもあると思うが、形や名前だけではなく、しっかりチームをまとめて引っ張っていけるような存在になれれば」

 じゃんけん大会や質問コーナーなどで主将としての初仕事を終え、決意を新たにした。