カブス今永昇太、大リーグ公式による最新の新人王投票で1位→3位ダウンも…相変わらずの高評価「特筆すべきはチェイス率」

AI要約

カブスは1日(日本時間2日)、移動日で試合がなかった。2日からロード6連戦で、フィリーズ、エンゼルスとの各3連戦が組まれている。

大リーグ公式サイトが新人王模擬投票の結果を発表。カブスの今永昇太投手は前回の1位から3位にランクダウンし、山本由伸投手は初めてランク外となった。

今永昇太投手は新人王の有力候補であり、奪三振率やチェイス率などを考慮すると、まだまだ注目すべき投手である。

カブス今永昇太、大リーグ公式による最新の新人王投票で1位→3位ダウンも…相変わらずの高評価「特筆すべきはチェイス率」

 カブスは1日(日本時間2日)、移動日で試合がなかった。2日からロード6連戦で、フィリーズ、エンゼルスとの各3連戦が組まれている。

 大リーグ公式サイトは1日、毎月初めの恒例となっている新人王模擬投票の結果を発表。ナ・リーグはカブスの今永昇太投手(30)が前回の1位から3位にランクダウンした。右肩回旋腱板の損傷で離脱したドジャースの山本由伸投手(25)は、これまでの2位から初めてランク外となった。

 今永について、同サイトは順位こそ落としたが、新人王の有力候補だとした。「開幕6試合時点の5勝0敗、防御率0・78からは間違いなくパワーダウンした。だが、いまだに良い部分は十分ある。5月29日以降は防御率6・89だが、その主な原因は6月21日のメッツ戦(3回11失点)。シーズン全体を見渡せば、防御率は堂々の3・07だ」

 さらに「特筆すべきは、直球が148キロと『遅い(とはいえ効果的)』のは知れ渡っているにもかかわらず、奪三振率24・1%はリーグ平均以上。その大きな要因は『チェイスさせる(ボール球を振らせる)』ことだ。チェイス率35・1%はメジャー全体で上位5%。最近はつまずきもあったが、それでも間違いなくあらゆるチームが先発ローテに組み入れる投手でい続けている」と評した。

 今永は4月の模擬投票で3位。5、6月はともに1位だった。今回は記者39人が各リーグ1~5位までの5名連記で投票し、1位5ポイント、2位4ポイントから5位1ポイントまでカウントされる。