侍ジャパン井端監督「どうしても目が行ってしまう」二遊間の名手が選ぶ好みの選手を新たに発見

AI要約

侍ジャパン大学代表合宿の様子。井端監督が選手たちを視察し、新たな日の丸を背負う選手たちの活躍が期待される。

西川史礁選手と中村優斗選手の状態や技術についてのコメント。勝田成内野手の活躍が注目される。

侍ジャパン大学代表は海外の大会に出場予定。プラハベースボールウイークとハーレムベースボールウイークに向けて調整中。

侍ジャパン井端監督「どうしても目が行ってしまう」二遊間の名手が選ぶ好みの選手を新たに発見

<侍ジャパン大学日本代表合宿>◇第4日◇2日◇バッティングパレス相石スタジアムひらつか

 侍ジャパン井端弘和監督(49)が2日、神奈川・平塚市内で行われている侍ジャパン大学代表の強化合宿を視察した。

 この日は侍ジャパンU23代表候補との練習試合が行われ、試合前に3月の侍ジャパン壮行試合に選出した青学大・西川史礁(4年=龍谷大平安)と愛知工大・中村優斗(4年=諫早農)を呼び、談笑した。

 井端監督は2人に現状を確認したといい、西川について「状態が良かったり悪かったりって言ってましたけど、その繰り返しで1年間やるのが野球。考えもしっかりしていると思いますし技術もある」。中村についても「昨年の1月くらいに見に行ったときから155キロ以上ずっと投げ続けられている。1年間やるだけの体力技術が身についているのかなと思いました」と話した。

 新たに日の丸を背負う選手の中で気になっている存在を聞かれると、近大・勝田成内野手(3年=関大北陽)を挙げた。二遊間を守っていた名手ならではの個人的な好みとした上で「やっぱりうまいなと。野球も知っている。粘っこさもありますし、どうしてもそっちの方向に目がいってしまうのはあるんですけど」と笑顔で話した。

 勝田は「9番二塁」でスタメン出場。第1打席では先発のNTT東日本・長久保滉成投手(23=仙台大)から左前打。0-2の4回無死一、二塁では2番手東芝・笹森公輔投手(23=上武大)から右前適時打で1点を返し、早速のアピールとなった。

 侍ジャパン大学代表は「プラハベースボールウイーク」(6~9日、チェコ)と「ハーレムベースボールウイーク」(12~19日、オランダ)に出場する。