ベルギー戦に臨むエンバペ「ヘディングシュートも必要ならやる。もう鼻は折れているんだ」「レアル・マドリーGKクルトワいなくてよかった」

AI要約

FWキリアン・エンバペは鼻骨を骨折した状態でもチームの勝利のためにプレーする覚悟を示す

エンバペはフェイスガードを付けることに苦労しつつも、鼻を意識せずにプレーする決意を表明

彼は未来のクラブであるレアル・マドリーへの関心も示し、EURO2024の準決勝に進出したフランス代表に期待を寄せている

ベルギー戦に臨むエンバペ「ヘディングシュートも必要ならやる。もう鼻は折れているんだ」「レアル・マドリーGKクルトワいなくてよかった」

7月1日にEURO2024決勝トーナメント1回戦ベルギー戦に臨むフランス代表。前日会見に出席したFWキリアン・エンバペは、鼻骨を骨折している状態ながらも、チームの勝利のために必要なプレーは見せる覚悟を示している。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。

グループステージ第1節オーストリア戦(1-0)で鼻骨を骨折したエンバペは、フェイスガードを着用する不快感を露わにしつつ、場合によってはそれを着けていること、ひいては骨折していることを意識しないプレーを見せる必要性を説いた。

「フェイスガードをつけてのプレーは、まったくひどいものさ。本当、難しいよ。視界が遮られて汗がたまる。まるで3Dビジョンの中にいるようで、自分がプレーしているように感じない。取れるようになったら、すぐ取らせてもらうよ」

「僕はいつだってゴールを決めたい。が、何よりもフランスの勝利が大切だ。鼻を折ってからヘディングシュートを打っていないのは確かだけど、もし明日、頭でボールを叩く必要があるならやるよ。もう、鼻は壊れているんだから」

「僕たちはフランスというチームの覚醒を期待している。言い訳はないし、確かにグループステージの自分たちは高いレベルになかった。明日、もし勝てなければ家に帰らないといけないが、チームに迷いはないと感じている。グループに2位になって、目が覚めるような思いをしたわけだしね」

エンバペはまた、今夏契約を結ぶレアル・マドリーに関する質問にも応じた。『ワッツアップ』で、マドリーの選手たちのグループチャットにすでに入っているのか、そして怪我の影響でEURO2024参加を辞退したベルギー代表GKティボ・クルトワと話をしたのかを問われて、次のように返答した。

「まだ『ワッツアップ』のグループには入っていないが、そこまで遅くはならないはずだ。クルトワのことは知っているけど試合についての話はしていない。彼がここにいなくてよかった」

「来季、マドリーでは7タイトルをかけて戦うことになるし、長いシーズンを見据えた準備をしなくてはいけないね」