【オリックス】山下舜平大にマリンの洗礼「自分の首しめた」制球難最短3回KO 1日で5位転落

AI要約

オリックス山下淳平投手がZOZOマリンでの初登板で苦戦し、3回79球で3失点のプロ最短KOとなった。

山下投手は制球に苦しみ、真っすぐやカーブしか投げられない技術不足を認め、チームに申し訳ないとコメントした。

中嶋監督も山下の苦戦を認め、打線も10度目の完封負けを喫し、チームは5位に転落して首位との差が広がった。

【オリックス】山下舜平大にマリンの洗礼「自分の首しめた」制球難最短3回KO 1日で5位転落

<ロッテ7-0オリックス>◇30日◇ZOZOマリン

 オリックス山下舜平大投手(21)が、初登板ZOZOマリンの洗礼を浴びた。

 1軍復帰2度目の先発はプロ最短3回KOで開幕3連敗。制球に苦しみ、2失点の1回だけで37球を要した。結局、3回79球とリズムをつくれず3失点。「自分で自分の首をしめた。普通に技術不足。真っすぐ、カーブというパワーゲームしかない。引き出しがあれば、違うピッチングができるんじゃないかと思います。チームに申し訳ないという気持ちしかありません」。開始から12メートルほどの強風の中だったが、言い訳にはしなかった。

 昨季新人王の悩める姿に、中嶋監督も「初めて(の球場)で、難しいところがあるのかな。ゾーン内に落とすことがまったくできなくなった」と首をひねった。打線は今季10度目の完封負け。好調の西野が右太もも裏を痛めるなど、散々な1日だった。チームは2カード連続の負け越し。1日で5位転落した。首位ソフトバンクとのゲーム差は今季最大16・5に広がった。