オリックス・中嶋監督 移籍後初勝利を挙げた同郷の吉田輝星に「今のボールでしたら自信を持って…」

AI要約

オリックスは延長10回にロッテを5-3で破り、中嶋監督は代打の杉本を称賛。9回の苦しい場面でも投手陣が奮闘し、勝利に貢献。

吉田投手は移籍後初勝利を挙げ、指揮官は再昇格後の活躍に期待を寄せる。

指揮官は投手陣の活躍を称えながら、1つのアウトの重要性を強調し、チームの勝利への自信を示した。

オリックス・中嶋監督 移籍後初勝利を挙げた同郷の吉田輝星に「今のボールでしたら自信を持って…」

 ◇パ・リーグ オリックス5-3ロッテ(2024年6月29日 ZOZOマリン)

 オリックス・中嶋監督は「最高の結果でしたね」と、延長10回に代打で決勝2ランを放った杉本を称えた。

 同点で迎えた9回は5番手・鈴木が1死一、二塁を招いたところで山田にスイッチし、左打者の藤岡を二ゴロに。続く荻野には吉田を投入し、右腕は1球で三ゴロに打ち取って窮地を脱した。指揮官も「一つのアウトをどう取るかというのが非常に大事だと思いますし、それに応えてくれた」と両投手の奮投ぶりを称えた。

 吉田は移籍後初勝利。同じ秋田県出身で日本ハム時代から知る指揮官は、再昇格後10試合連続無失点とした愛弟子右腕に「今、だいぶ(状態が)上がっていますので。今のボールでしたら、自信を持って投げてくれると思います」と目を細めていた。