バレー男子日本、カナダにストレート勝ちでメダル王手! 石川祐希25得点、大塚達宣も躍動 29日準決勝へ【ネーションズリーグ】

AI要約

バレーボールのネーションズリーグ(NL)男子ファイナルラウンド準々決勝で、日本代表がカナダを3-0で下し準決勝進出を果たす。

石川祐希が25得点の活躍を見せ、大塚や西田も健闘。次戦はスロベニア―アルゼンチン戦の勝者と対戦する。

日本代表は昨年のVNLで銅メダルを獲得し、パリ五輪前哨戦でメダルに期待がかかる。

バレー男子日本、カナダにストレート勝ちでメダル王手! 石川祐希25得点、大塚達宣も躍動 29日準決勝へ【ネーションズリーグ】

 バレーボールのネーションズリーグ(NL)は27日(日本時間28日)、男子ファイナルラウンド準々決勝が行われ、世界ランキング2位の日本代表が同9位カナダを3-0(26-24、25-18、26-24)で下し、準決勝進出を決めた。主将・石川祐希が25得点の躍動。次戦は29日(同30日)、スロベニア―アルゼンチン戦の勝者とメダルを懸けて対戦する。

 日本はアウトサイドヒッターで石川と大塚達宣、オポジット西田有志、ミドルブロッカーで小野寺太志と山内晶大、セッター関田誠大、リベロ山本智大が先発。左足負傷の高橋藍はリザーブメンバーとしてスタンドから戦況を見つめた。

 第1セット、石川が得点を量産した。アタック6本にブロック、サービスエースがそれぞれ2本。気迫を前面に出し、最後は25-24から鮮やかなエースを決めて咆哮。日本が先手を取った。

 第2セットは先発起用された大塚が躍動。サービスエース、バックアタックで得点した。終盤は西田も得点を重ね、最後も強烈なスパイクを決めて25-18。勝利に王手をかけた。

 第3セットでも大塚のサービスエースがさく裂。石川が14-16からこの日20得点目となるスパイクを決めたが、中盤はカナダにリードを許す展開。しかし19-20から石川のサービスエースで同点に追いつくと、23-23から石川が今度は会心のブロック。マッチポイントを握ると、最後も石川が得点。見事ストレート勝ちを収めた。

 日本代表は昨年のVNLで銅メダルを獲得。主要世界大会で46年ぶりに表彰台に立った。今大会は予選リーグ9勝3敗の4位で3大会連続のファイナルラウンド進出を決めた。パリ五輪の前哨戦で2大会連続のメダル獲得に王手。次戦はスロベニア―アルゼンチン戦の勝者と対戦する。