【バスケ】八村塁と渡辺雄太がパリ五輪日本代表候補に ホーバス監督体制での八村合流は初

AI要約

バスケットボール男子日本代表候補に八村塁と渡辺雄太が加わった。八村はNBAキャリアを優先するために昨夏のW杯を辞退しており、渡辺は今季からBリーグでプレーする意向を示しているが、まだNBAグリズリーズ所属。オーストラリアとの試合で大駒2枚が揃ったホーバスジャパンは、最後の強化試合に臨む。

八村は21年東京五輪後にホーバス体制となり、初めて代表に合流。渡辺はNBA労使協定の関係で五輪前の代表活動は28日まで。パリ五輪に向けて最終融合が進む中、日本代表は韓国との試合を控えている。

日本のバスケットボール代表はパリ五輪に向け、八村塁と渡辺雄太を中心に強化試合を行う。八村はNBAキャリアを考慮しつつ代表に合流し、渡辺は今季からBリーグで活動予定。オーストラリアとの対戦を終えたホーバスジャパンは、最後の強化試合に向け準備を進めている。

【バスケ】八村塁と渡辺雄太がパリ五輪日本代表候補に ホーバス監督体制での八村合流は初

 パリ五輪出場が決まっているバスケットボール男子日本代表候補として、八村塁(26=レイカーズ)と渡辺雄太(29=グリズリーズ)の2人が新たに加わった。日本協会が26日に発表した。

 19年中国ワールドカップ(W杯)、21年東京オリンピック(五輪)は日本代表として出場した八村だが、昨夏の沖縄W杯は自身初のフリーエージェントとなることから、「今後の自分のNBAキャリアを優先」することを理由に、出場を辞退した。今年4月末にシーズンが終了した直後には、パリ五輪出場について熟慮したいとの考えを示していた。

 21年東京五輪後にホーバス体制となったあと、八村が日本代表に合流するのは初めてとなる。

 渡辺は昨夏のW杯で大黒柱として日本をけん引した。来季からBリーグでプレーする意向を明らかにしているが、形式上は6月末までNBAグリズリーズ所属となる。NBA労使協定の影響で、五輪前の代表活動は最大28日。そのためまだ代表活動に加われず、22、23日のオーストラリア戦はテレビ中継にゲスト出演していた。

 オーストラリアとの強化試合を1分け1敗で終えた日本は、7月5、7日に韓国戦(有明アリーナ)を実施。この2試合が、パリ五輪前では最後の強化試合となる。

 ホーバスジャパンとなって初めて大駒2枚がそろった。パリ五輪が近づく中で、いよいよ最終融合に入る。