【ボートレース大村】村上遼が大村で約1年半ぶりの優勝を目指す

AI要約

ボートレース大村GⅢ「アサヒビールカップ」は26日に開幕し、新エンジンや新ボートが導入された2節目のレースとなる。

村上遼や中澤和志など、選手たちがエンジンに関する調整やペラの確認を行いながら、優勝を目指している。

篠原飛翔や蒲原健太など、前節好成績を収めた選手たちが、今節も好況を期待されている。

【ボートレース大村】村上遼が大村で約1年半ぶりの優勝を目指す

ボートレース大村GⅢ「アサヒビールカップ」は26日に開幕する。最終日は1日の6日間開催だ。新エンジン、新ボートになって2節目。11~36号機は前節に続いて登場し、58~76号機の19基が初下ろしとなる。一般的には調整の手が入っている1節使用したエンジンの方が序盤は有利だと言われている。さて、どうなるだろうか。

初日12R「発祥地ドリーム」組では村上遼、吉永則雄、古賀繁輝は初下ろしのエンジンだが、この中では村上が良さそうだった。「新エンジン特有の上がりの悪さはあったけど、周りから良さそうだねって言われました。ペラは叩いたので、これから外周りも確認してみます」と手応えは悪くない。8月のSGメモリアルには大村選出で出場。もちろんメモリアルで結果を出すのが一番の恩返しだが、その前にこのGⅢで優勝したい。と言うのも、地元では7回優勝しているものの、2022年12月から優勝は遠ざかっているからだ。

中澤和志、北山康介、末永和也が前節使われているエンジン。この中では中澤の32号機が、楠将太郎が節間2勝、3着2本の活躍で、ターン回りが良かった。北山は関口智久が苦労したエンジンで、「ペラをしっかり叩いたけど、手前も伸びも雰囲気は悪かった」と苦笑い。当地は久しぶりで、なんと発祥地ナイターは初めてとなる。末永は「ペラが特殊で自分のターンができない感じ。自分のターンができるように少しずつペラをやります」と話していたが、ペラを合わせられれば当然怖いだろう。

前節、金子和之が優勝した27号機を引き当てた篠原飛翔が前検一番時計。そして、検定タイム1位でB級の蒲原健太がパワフルだった11号機の本村大が二番時計。やはり、一度使っていて、なおかつ動きの良かったエンジンは今節も狙いだろう。他では前節の三国で初優勝を飾った森悠稀が評判の動きだった。