【阪神】新W守護神の起用示唆 岡田監督「石井でいくつもりやったよ」驚異の奪三振率14・49

AI要約

岡田監督が岩崎と石井を抑えのダブル守護神として起用する可能性を示唆

石井の奪三振能力の高さが際立ち、安定感があり評価されている

岩崎も調子を取り戻し、首位返り咲きを目指す阪神

 シン・ダブル守護神“虎岩石”誕生!? 阪神岡田彰布監督(66)が23日、岩崎優投手(33)に加え、石井大智投手(26)を抑えで起用する可能性を示唆した。DeNA戦が雨天中止となったこの日、コンディション不良で22日同戦のベンチから外れていた岩崎について「今日も外す予定やった」と説明。その上で、試合が決行された場合は「(抑えは)石井でいくつもりやったよ」と明かした。

 好調の石井は今季、抑えに必要な奪三振能力の高さが際立つ。奪三振率は驚異の14・49で防御率は1・32。指揮官は「今の状況やったら石井が一番安定感があるし、三振も一番、石井が取れるもんな」と評価する。開幕から岩崎とダブル守護神を務め、不調で2軍落ちしたゲラは1軍に戻ったばかり。「ゲラは厳しいところじゃなしに、楽なところで1回投げさせたいしなあ」と慎重を期す。

 岩崎はこの日の試合前練習で通常通りキャッチボールやダッシュを敢行し「もう大丈夫です」と万全を強調。指揮官は「今日だいぶ投げとったな、強い球な。倉敷(25日の中日戦)は大丈夫やと思うけど」とうなずいた。左右の強固なストッパーを駆使し、首位返り咲きを狙う。【古財稜明】