墨絵をモチーフにしたデザインが特徴 「レンジローバー」にわずか4台の限定モデル

AI要約

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年6月20日、プレミアムSUV「レンジローバー」の限定モデル「SVビスポーク1858エディション」を発表。同日、注文受け付けを開始した。

レンジローバーSVビスポーク1858エディションは、日本専用の限定モデルで、「日本文化と英国とのつながりを表現した」という内外装を特徴とするモデルである。

ベースモデルは、最高出力615PSの4.4リッターV8ターボエンジンを搭載し、日本向けに特別に生産されたモデルである。

墨絵をモチーフにしたデザインが特徴 「レンジローバー」にわずか4台の限定モデル

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2024年6月20日、プレミアムSUV「レンジローバー」の限定モデル「SVビスポーク1858エディション」を発表。同日、注文受け付けを開始した。

レンジローバーSVビスポーク1858エディションは、「日本文化と英国とのつながりを表現した」という内外装を特徴とする、日本専用の限定モデルである。1858エディションという車名は、日英修好通商条約が締結され、日英の外交関係が築かれた1858年にちなんで命名された。

2023年に導入されたパーソナライゼーションプログラム「SV BESPOKEサービス」を用いて日本向けに特別に生産されたモデルで、英国のSVデザインチームと連携し、実に12カ月もの時間をかけて開発されたという。

ベースモデルは、最高出力615PSの4.4リッターV8ターボエンジンを搭載した、ロングホイールベースの「SV P615 LWB」。モノトーンでまとめられた内外装のコーディネートは、室町時代の墨絵に着想を得たものとされており、エクステリアでは墨絵でよく使われる“ぼかし”の技法を表現するため、限りなくホワイトに近いボディーカラー「ビスポークライトグレイ」を開発して車体を塗装。アルミホイールのインサートにも同色を用いている。いっぽうルーフカラーには、単調なイメージとなるのを避けるためにやや濃い色の「ビスポークグレイ」を採用。クルマ全体で濃淡を表現しているという。また「RANGE ROVER」バッジも通常より明るいクロームとしており、リアから見た際にロゴがはっきり浮かび上がって見えるよう、工夫を凝らしている。

インテリアの仕立ても特別なもので、フロントには「シンダーグレイ」、リアには「ライトクラウド」のシートを用いた、このモデルだけの特別なコンビネーション「シンダーグレイインテリア」を採用。シートのショルダー部分には日本の着物の柄からインスピレーションを得たオリジナルデザインの刺しゅうを施しており、トリムフィニッシャーやシフトコントロールのホワイトと合わせ、ラグジュアリーさとピュアさを融合させたインテリア空間を実現しているという。

価格は4850万円。販売台数は4台のみで、トレッドプレートには車名を表す「SV BESPOKE 1858 EDITION」とともに、生産台数を表す「1 OF 4」の文字が併記される。

(webCG)