昨夏代表の市和歌山と選抜出場の田辺が初戦で激突、智弁和歌山は笠田と…高校野球和歌山大会組み合わせ

AI要約

和歌山市の紀三井寺球場で第106回全国高校野球選手権和歌山大会の組み合わせ抽選会が行われた。市和歌山は昨夏の大会覇者として初戦で田辺と対戦する。

今夏は部員不足のため、39校36チームが出場し、有田中央、貴志川、串本古座、新宮、新翔などが合同チームを組んで参加する。

春の県大会で4強入りした4校がシード校として振り分けられ、残るチームはくじ引きにより対戦カードが決定された。

 和歌山市の紀三井寺球場で7月に行われる第106回全国高校野球選手権和歌山大会の組み合わせ抽選会が21日、同市の和歌山ビッグ愛であった。準々決勝までの対戦カードが決まり、昨夏の大会を制した市和歌山が初戦で今春の選抜大会に21世紀枠で出場した田辺と対戦することになった。

 部員不足などにより、今夏は有田中央、貴志川、串本古座が「有貴串連」として、新宮、新翔が「新宮新翔連」として合同チームを組み、39校36チームが出場する。

 抽選会では、春の県大会で4強入りした智弁和歌山、和歌山東、耐久、市和歌山の4校をシード校としてA~Dゾーンに振り分け、残るチームの主将らがくじを引き、組み合わせを決定した。

 7月10日午前11時から行われる開会式の選手宣誓には、17チームの主将が立候補。抽選で選ばれた和歌山南陵の渡辺蓮主将は「学校として苦しいことがあった分、絶対に選手宣誓をしたいと思った。今まで以上に熱い夏にするという思いを込めたい」と語った。

 日程が順調に進めば、同26日に準決勝、同28日に決勝が行われる予定。準決勝の組み合わせは、勝ち上がった4チームが再抽選して決める。