フランス代表に“謎のマスクマン”登場! 仲間は出場に前向き、グリーズマン「鼻がしぼんでたけど…」

AI要約

キリアン・ムバッペが鼻骨を骨折したが、国旗柄のフェイスガードで練習に参加し、試合出場の可能性は高い。

フランス代表はオランダ代表とのグループリーグ第2節で対戦し、ムバッペの回復状況が注目されている。

オランダとの一戦は両国とも連勝からのグループリーグ突破を目指す大一番となる。

 EURO2024に出場するフランス代表は21日のグループリーグ第2節でオランダ代表と対戦。初戦のオーストリア戦で鼻骨を骨折したFWキリアン・ムバッペは20日の練習でフランス国旗で彩ったフェイスガードを着用して練習に現れた。仏『RMCスポーツ』がムバッペの現状を伝えている。

 ムバッペはグループリーグ第1節・オーストリア戦でDFケビン・ダンソと接触した際に、顔面を相手の肩に強打した。鼻から出血すると、そのままピッチを後にするアクシデントが起きていた。

 20日の記者会見ではディディエ・デシャン監督がムバッペの現状を説明。「19日には活動もできていた。20日も同様だ。21日の試合では確実に出場できるように、すべてが正しい方向に進んでいる」と出場を示唆していた。

 また、アントワーヌ・グリーズマンもムバッペの回復を強調。「キリアンは非常に調子が良い。鼻が少ししぼんでいるが、彼の気持ち次第。最後まで様子は見てみるだろう」と出場に前向きではあることを明かした。

 ムバッペは国旗柄のフェイスガードで練習に参加。プレー可能の様子をアピールした。なお『スカイスポーツ』によると、国際サッカー連盟(UEFA)の規定では、試合中に着用する医療用具は単色のみであり、またチームやメーカーが特定できないものではならない。ムバッペは試合で着用できる無地のマスクもすでに手にしているという。

 先発出場かは不透明だが、状況によって出場の可能性は低くなさそうだ。対するオランダも初戦でポーランドに勝利。ともに連勝からのグループリーグ突破確定を目指しており、強豪同士の大一番となる。