【バスケ】女子日本の町田瑠唯「緊張の方が大きくて」途中出場５得点６アシスト凱旋試合で存在感
AI要約
日本代表がオーストラリア代表に96-85で勝利し、町田瑠唯が存在感を示す
町田は5得点6アシストを記録し、札幌市での試合で活躍
身長162センチながら、リバウンドでもチーム最多の活躍を見せた
＜バスケットボール女子：日本96－85オーストラリア＞◇国際強化試合◇20日◇札幌市・北海きたえーる
パリ・オリンピック（五輪）に向けた強化試合が行われ、21年東京五輪銀メダルの日本代表（世界ランキング9位）は、格上のオーストラリア代表（同3位）に96－85で快勝した。21年東京五輪で活躍した町田瑠唯（31＝富士通）が、途中出場で5得点6アシストをマーク。札幌山の手高出身の司令塔が、地元での一戦で存在感を示した。
◇ ◇ ◇
前半終了のブザーが響く中、ゴール正面から町田が放ったロングシュートはネットを揺らした。「あれはラッキーシュート」と照れたが、会場を沸かせて、勢いをつける得点となった。
第2クオーター残り約2分にジャンプシュートを決め、相手にたまらずタイムアウトを取らせた。6アシストはこの日チーム最多。さらにチーム最小の身長162センチながら、5リバウンドもチーム最多だった。
旭川市出身、札幌山の手高卒。海外挑戦やけがの影響で、恩塚監督体制になってからは、なかなか日本代表として試合に出場する機会がなかった。「日本代表として北海道で試合をすることは初めて。楽しみにしていたけれど、緊張の方が大きくてあまりいいプレーをできなかった」。まだまだ良化の余地も残しつつ、凱旋（がいせん）試合でしっかりと存在感を示した。
