【今夜開幕、全米女子プロゴルフ選手権】日本人のメジャー連覇なるか!? 注目選手は好調をキープするあの双子!

AI要約

全米女子プロが開幕し、日本人選手の期待が高まる中、レックス倉本プロによるコース分析が注目されている。

サハリーカントリークラブの狭く厳しいコースや池絡みの難しいホールなど、選手たちにとっての厳しい具体的な条件が語られている。

スタッツを元に、畑岡奈紗よりも岩井明愛・千怜姉妹を注目する声も挙がっている。

【今夜開幕、全米女子プロゴルフ選手権】日本人のメジャー連覇なるか!? 注目選手は好調をキープするあの双子!

今週、女子メジャー第3戦、全米女子プロが開幕する。12名の日本人選手が出場し、全米女子オープンの笹生優花に続く日本人によるメジャー連覇に期待がかかる。2024年7月2日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、全米女子プロに向けたプレビューとしてレックス倉本プロに話を聞いている。その情報と「みんゴル」が独自取材した注目選手を紹介!

2016年大会以来、8年ぶりにサハリーカントリークラブで開催される今年の全米女子プロ。コースや見どころについて、米国での取材経験が豊富なレックス倉本に話を聞いた。

「前回出場した選手が『狭いとは覚悟していたけど、それ以上に狭く感じる』と言っていました。フェアウェイ自体が狭いのに加え、日本の林間コースよりも木々が高く、空間を覆って空も狭く感じるため、より窮屈に感じるコースです。アンジュレーションも効いていて、この時期の西海岸は地面が硬いこともあって、どこに転がるか落としどころにも気を使う。前回大会ではブルックス・ヘンダーソンとリディア・コーがプレーオフで争ってヘンダーソンが優勝しましたが、2人のようにボールストライキングに秀でていて、フェアウェイを確実にとらえられる選手が有利になるでしょう。また、最近の女子選手はねじれのない、真っすぐな球を打つ選手が多いのですが、このコースはせり出した木の枝やコース形状によって左右に球を曲げる技術も必要。マネジメント力と想像力も試されることになります」

「4つあるパー3のうち3ホールが池絡みで、とくに打ち下ろしで距離のある17番パー3は、右手前の池につかまってトラブルになった選手が前回大会も多かったホールです。各選手、最後の最後まで気が抜けません」(レックス)

レックス倉本プロの発言を受けて、今回の出場する日本人選手のスタッツを確認。米LPGAでは、ボールストライキングという数値は出していないが、JLPGAに則るとトータルドライビングとパーオン率が高い順に、西郷真央、畑岡奈紗、古江彩佳。

一方、JLPGAのスタッツを見ると、今回出場する選手でいえば、山下美夢有、岩井千怜、岩井明愛が上位にくる。

畑岡奈紗は米LPGAでの経験も多く、スタッツもいいが、ここは最近の調子を鑑みて、岩井明愛・千怜姉妹を推したい。