古江彩佳「上位目指したい」「しっかり集中できれば」 パリ切符かけ全米女子プロへ

AI要約

女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子プロ選手権が開幕。古江彩佳が慎重に攻める意欲を示す。

パリ五輪代表を目指す古江は現在2枠目で五輪出場を目指す。競争が激化する中、プレーに集中する。

今大会での結果が五輪代表争いに影響を与える。古江が集中力を保ち、上位を目指す。

古江彩佳「上位目指したい」「しっかり集中できれば」 パリ切符かけ全米女子プロへ

 女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子プロ選手権は20日にワシントン州サマミシュのサハリーCCで開幕する。パリ五輪代表を目指す古江彩佳(24=富士通)は開幕を翌日に控えた19日は18ホールを回って調整。左右に木が配置されている場所が多く、「コースがすごく狭いので慎重に攻めたい。本当に気が抜けない。しっかり上位を目指したい」と意欲を示した。

 原則2枠のパリ五輪代表は今大会後の世界ランクを基にした五輪ランクで決定する。日本勢最上位の笹生(世界ランク6位)は当確とみられ、残り1枠を現在2番手の古江(同20位)、3番手の畑岡(21位)、4番手の山下(22位)で争う構図となっている。

 現在“圏内”にいる古江は「ほぼポイント差がないので上にいる感覚はない」と表情を引き締めた。今大会で決着する五輪争いは当然、ライバルも結果を求めてプレーする。「意識しないと言っても、(相手の状況は)入ってくる。そこをうまく自分に集中し直せたら。しっかり集中できれば、良いようになってくる」と自らのプレーにフォーカスすることをポイントに挙げた。