「嘘だろ?」「特権的な左足」“トルコのメッシ”が叩き込んだ理不尽ゴラッソに海外メディアも騒然!「GKはノーチャンス」「EUROで挨拶代わりの一撃」

AI要約

トルコ代表がジョージア代表を3-1で撃破し、特に話題となったのはMFアルダ・ギュレルのスーパーゴール。

19歳114日でのゴールは史上最年少記録であり、各国の主要メディアもその衝撃的なゴールに反応。

アルダ・ギュレルはレアル・マドリード所属で注目を浴びる逸材であり、次節のポルトガル代表戦でも期待が高まる。

「嘘だろ?」「特権的な左足」“トルコのメッシ”が叩き込んだ理不尽ゴラッソに海外メディアも騒然!「GKはノーチャンス」「EUROで挨拶代わりの一撃」

【UEFA EURO 2024】トルコ代表 3-1 ジョージア代表(日本時間6月19日/BVBシュタディオン・ドルトムント)

「トルコのメッシ」の衝撃的ゴラッソに、世界中の主要メディアも驚愕した。UEFA EURO 2024のグループF1節でトルコ代表は3-1でジョージア代表を撃破。中でも話題となったのが、MFアルダ・ギュレルが決めたスーパーゴールだ。

 1-1の同点で迎えた65分。アルダ・ギュレルはボックス内で折り返しのボールを奪われたが、すぐに味方4人と連動してゲーゲンプレス。敵陣右サイドでこぼれ球を拾うと中に切れ込み、迷わず左足を一閃する。ジョージアのGKギオルギ・ママルダシュヴィリも必死に手を伸ばしたが届かず、ネットを揺らす「スパンッ」と乾いた音が聞こえてくるほどそのボールは強烈だった。まさに理不尽な一撃だ。

 ちなみに19歳114日でのゴールは、UEFA EUROデビュー戦だと史上最年少。2004年大会でクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル代表FW)が19歳128日で記録したレコードを見事に更新した。

 この記録的な衝撃弾には、欧州各国の主要メディアも即座に反応。まずイギリス国営放送『BBC』は、「トルコのメッシが真価を発揮。スティーブン・ウォーノック(元イングランド代表DF)は、『序盤からタッチが本当に素晴らしい。ゴールのまさに魔法の瞬間だった』と称賛した」と報じた。

 アルダ・ギュレルはレアル・マドリード所属だけにスペイン紙『MARCA』も、「彼は多くの才能を持っているが、何よりも“特権的な左足”が素晴らしい。ファーポストに隙間を見つけ、そこにボールを届けた。EUROデビュー戦で挨拶代わりの一撃だった」と大絶賛だった。

 さらに、トルコ代表が次節に対戦するのがポルトガル代表(日本時間6月23日)のため、ポルトガル紙『A BOLA』も反応。速報で「なんというゴールだ! 嘘だろ? クリエイティブな一撃がコーナーに突き刺さった。ママルダシュヴィリ(ジョージア代表GK)にはノーチャンスだった」と興奮気味に報じている。

 アルダ・ギュレルはフェネルバフチェで16歳にしてプロデビューし、17歳でトルコ代表でも初キャップを刻んだ超逸材だ。2023年夏に移籍したレアル・マドリードでの1年目は怪我で出遅れたものの、終盤戦のラ・リーガ10試合(373分間)で6ゴールと規格外の決定力を披露。UEFA EURO 2024でもいきなり、その黄金の左足が火を吹いた。

 ポルトガル代表とのグループステージ2節でも「トルコのメッシ」は輝きを放てるか。必見だ。

(ABEMA/UEFA EURO 2024)