【からつボート・ウエスタンヤング】確かな行動力で成長中の津田陸翔に注目

AI要約

津田陸翔は、友人の誘いでボートレースに興味を持ち、レーサーとしての道を歩み始めた若手選手である。

彼の強みはスタートからの判断力であり、現代のレースで必要な要素を持っている。

津田は目標とする昇格や常連入りに向け、着実に行動を起こし続けている。

【からつボート・ウエスタンヤング】確かな行動力で成長中の津田陸翔に注目

 ボートレースからつG3「第11回ウエスタンヤング」に出走している津田陸翔(23=広島)は、いつピットで会っても物腰が柔らかい。ボートレーサーになったきっかけは「大学の時、友人に誘われて、嫌々、宮島ボートに連れていかれました。よく知らなかったんです。ただレースを見て一目ぼれ。格好いいと思って、次の日にはレーサーになるため資料請求して試験を受けました」と笑顔で振り返る。

 自身の強みは「質のいいスタートからの1周1マークの判断」とキッパリ。昔のように次元が違うパワー機がなくなって、捲るレースが減った昨今、現代のレースで勝つために大事な2つの要素でもある。

 「今期はエンジンの引きも良くなくて」と、予選突破はならなかった。それでも「調整は先輩にいろいろ聞いたりして取り組んでいます」と自己研さんは怠らない。目標の「A1級昇格→トップルーキー→記念常連」へ。確かな行動力で挑み続ける。

 ◇津田 陸翔(つだ・りくと)2001年(平13)1月23日生まれの23歳。広島県出身、広島支部。2021年11月、129期生として宮島でデビュー。2024年4月、若松で初優出。通算476戦21勝、1優出で優勝はまだない。1メートル72、血液型AB。