【からつボート・ウエスタンヤング】常住蓮には一流のオーラが漂う

AI要約

佐賀支部の期待の新星、常住蓮が注目されている。

常住は頑張り屋であり、今年初Vを達成しA1級にも復帰するなど活躍を続けている。

若くしてレーサー人生設計をしっかりと考え、今後の活躍が期待される。

【からつボート・ウエスタンヤング】常住蓮には一流のオーラが漂う

 ボートレースからつG3「第11回ウエスタンヤング」に出走している常住蓮(23=佐賀)に注目だ。佐賀支部といえば、昨年2月にG1九州地区選を制した124期の末永和也。SGオールスターを制した定松勇樹が125期生として活躍する。2人に続く佐賀期待の星が126期の常住だ。

 今節は予選5、6着なしで準優3枠を獲得した。準優は4コースカド受けで、5カド山崎に上を行かれる形。巧旋回で立て直すも3着で優出は逸したが、今年3月にはからつで待望の初Vを飾り、7月からA1級にも復帰。意外にも「アピールポイントはない」と語る。「本当に最後まで諦めず前を追います」とも言う。その姿勢はいつ見ても迫力十分だ。

 目標は「事故せずいっぱい走ること。その分いろいろなチャンスも増えますから。流れとか、いいエンジンの時に優勝できればいいですが、悪い時にどうしのぐかが大事ですね」。若くても“レーサー人生設計”は一流だ。今後も目が離せない。

 ◇常住 蓮(つねずみ・れん)2001年(平13)1月2日生まれの23歳。佐賀県出身、佐賀支部。2020年5月、126期生としてからつでデビュー。2022年6月、大村で初優出。今年3月、からつで初V。通算881戦147勝、14優出1V。1メートル60、血液型A。