大阪桐蔭は成城―東の勝者と、昨夏代表・履正社は開明―豊中の勝者と初戦…高校野球大阪大会組み合わせ

AI要約

第106回全国高校野球選手権大阪大会の組み合わせ抽選会が行われ、参加する168校155チームの3回戦までの組み合わせが決定した。

大会は7月6日に開幕し、春季近畿地区大会府予選で16強入りしたチームはシードとして2回戦から登場する。

春の選抜大会8強入りの大阪桐蔭や昨夏の府代表・履正社、大阪学院大高などが熱戦を繰り広げる予定。

 第106回全国高校野球選手権大阪大会(大阪府高校野球連盟など主催)の組み合わせ抽選会が17日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪で開かれ、参加する168校155チームの3回戦までの組み合わせが決まった。大会は7月6日に京セラドーム大阪(大阪市西区)で始まり、開幕戦は枚方津田―交野。日程が順調に進めば、決勝は同28日に大阪シティ信用金庫スタジアム(同市此花区)で行われる。(福永健人)

 大会は3回戦まで、府内を南北2地区に分けて実施する。春季近畿地区大会府予選で16強入りしたチームはシードとして2回戦から登場し、3回戦までシード同士の対戦を避けて組まれた。抽選会には各チームの主将らが参加し、大会概要について説明を受けた後、くじを引いた。4回戦以降は19日に抽選を行う。

 春の選抜大会で8強入りした大阪桐蔭は14日に成城―東の勝者と対戦する。宮本真司郎主将は「昨夏に(大阪大会決勝で)負けた悔しさから始まったチームなので、まずは大阪一を取る」と意気込んだ。

 昨夏の府代表・履正社はノーシードで、15日に開明―豊中の勝者と戦う。村田駿主将は「先輩方に連れていってもらった甲子園に、今度は自分たちが必ず後輩を連れていく」と決意を語った。

 春の府大会を制した大阪学院大高は14日に港―同志社香里の勝者と初戦を迎える。

 6日の開会式での選手宣誓は、今宮工科の大山現太主将が練習中に骨折した右手で引き当て、「野球が当たり前にできる環境への感謝を表現したい」と喜んだ。

 入場料は1000円(中高生500円、小学生以下無料)。開会式・開幕戦の観覧は予約制で別途220円が必要。問い合わせは府高校野球連盟(06・6244・1389)へ。